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さあ、種を蒔こう!!

春ですね、今年は何を蒔こうかしら・・・。

というわけで、盆栽といわず植物を愛する人々にとって、春は心踊る季節なのですが、

実生となると、これは本当にドラマチックで、小さく硬い殻を破って芽生える新しい命の誕生の瞬間は、僕たちにも大きなエネルギーを与えてくれるモノです。

そこで、知っている人には申し訳ありませんが、お薦めがあります。それは、盆栽鉢に一年草の種を植えることです。

まずは写真をどうぞ。

これは、紅千鳥という、枝垂れ性の朝顔です。C1_1 C2_1 C3                  

これは西洋の朝顔です。ヘブンリーブルーだったかな?H3_3 H1_2 H2_2

 これは何つったかわからない花。最後の写真は枯れてますね。種ができてますR3_3 R2_3 R4                          

      この草たちの手入れにはポイントがあります。

①初めから、枯れるまで盆栽鉢で育てる。

②芽摘みや葉透かしを行い、枝数を増やす。

③伸びたツルは朝と夜に絡まってるので、丁寧にほぐし、 上につるが伸びてこないので、紐やピンを使って、意図的に姿を 出してみました。あと、手で何度かしごくとクセがつきます。

もちろん殆ど草まかせで、ちょっとした手助け程度。
何もしなくても、かえって面白い姿になると思います。

④浅い鉢だと水が忙しくて、大変です。去年浅い鉢に植えたカスミソウは、仕事で昼の水やりが追いつかなくて、帰ってきたら枯れてました。

⑤種類によって病気になりやすいので、殺虫殺菌はこまめに。ムシもよくつきます。これも、去年はキク科の植物は全部病気にやられて全滅しました。ヒマワリとコスモスです。

今年は、ヒマワリに再チャレンジする予定です。

盆栽と呼べるか否かは別としても、盆栽はちょっと。という人でも楽しめるとおもいます。

そして、大きなポイントとして、一年で確実に「枯れる」という事です。

思いのほか手間がかかるくせに、しっかりと一年で枯れてしまいます。なんとも枯れた後には、寂しさが残るのです。

この子たちは、短い生涯をもって、僕に生きることと死ぬ事の意味を教えてくれたのです。

でも、その後には大抵「種」を残してくれます。

これは紛れも無く、丹精の成果であり、未来へ続くバトンです。

そして、僕たちが普段一生懸命丹精している盆栽たちも、この一年草と同じように、生と死を繰り返しているのです。

もちろん、僕たちも。

盆栽の命は丹精によって、人間より遥かに長く生きるものですから、そういった「当たり前」は案外と忘れているものです。

逆にいえば、僕たちが死んだとしても、その丹精された樹は誰かが受け継いでくれる。

そして、この朝顔たちの種も。

最後にある本の引用をします。吉村正一郎「待秋日記」より

http://www.editex.jp/medinfo/diary.shtml

「例え見ることが出来なかろうとも、花はやはり咲くべきだし、咲かせたいから、いつまで出来るかわからないが、水をやるのを怠るまい。私が見られなくても、私が愛した花を誰かが見るだろう。そして私に代わって愛してくれるだろう。それを望んでいる。」

ちなみに、写真は植物流転もでみることが出来ます。

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コメント

おはよう~!

今年ははじめて『種まき』挑戦するつもりです。

mixiのお仲間さんが分けてくださった
『ハゼ』と『山紅葉』

「ハゼは簡単ですよ」とのお言葉を信じてやってみます。

確定申告が終わったら、やるぞ!
たのしみです。

投稿: さぼてんママ | 2007年3月 2日 (金) 11時17分

何でもチャレンジですよ。

種から育てることの楽しさ、難しさ。

きっとさぼママさんの感性を豊かにしてくれると思います。

楽しみですね。
かげながら応援させてくださいね。

投稿: ちどり | 2007年3月 2日 (金) 19時03分

仕事場の裏に捨てられていたワイヤープランツの破片をうばってきて気に入ってる盆栽鉢(かなり浅くて小さい・・・)に植えて見たらちゃんと根もはったしかなりご機嫌で、見てうれしい場所に置いたりして喜んでいたにもかかわらず、ここのところ忙しくて気がそれてしまって・・・いやな予感はしたけれどやはりくたばっておりました。トホホホ。またやっちまいましたよ。

しかし好きな物を好きな盆栽鉢にってのは間違いではなかったようですね♪

季節なので種から私もやりたいですが、こんな私にオススメはありますかー?

投稿: hirokophoen | 2007年3月 2日 (金) 23時26分

盆栽はある意味では、鉢が物語の舞台ですから、上に何を植えてもそれがその人の感性だとおもいます。

しかしながら、枯らしてしまったのはドンマイです。僕もよくやる事です。

大事なのは、枯らしてお終いにしない事。
どんな名人だって枯らす時は枯らします。

何で枯れたんだろう?
原因を考えて、次のチャレンジに活かして欲しいと思います。

それだって、目には見えない大事な「種」です。

種まきという事ですが、
芽生えたばかりの樹は、どんな樹種も水も光も十分に必要なものです。

ある程度育てば、日当たりや水やりのペースによって、お薦めの樹種はあるのですが。

究極、小さくて浅い鉢の底をふさいで脱脂綿をのせ、スプラウトを育ててみてもいいかもしれませんね。

食べれる盆栽なんてね。

これはあくまで遊びの世界ですから、
枯れる事を恐れずに、自分が蒔きたい種を蒔く事をお薦めします。

芽生えた子供たちを見れば、育てやすいとか難いとかじゃなくて、

「この子達を立派に育ててやるんだ!」って気持ちになるものです。そして色々工夫したり。

そうなれば、自然とライフスタイルも変わってきたりするから面白いんです。

とにかく枯れる事を恐れず、チャレンジしてみてください。出来る限りの応援します。

投稿: ちどり | 2007年3月 3日 (土) 19時41分

お久しぶりです。南半球からコメントさせていただきます。

4月の7日までには帰国のめどがたちました。
不忍池の桜に間に合えば幸いですが 笑

投稿: さわこ | 2007年3月 9日 (金) 16時59分

種蒔きの季節ですねぇ~^^

でも、こちらでは、まだ、いつ雪や霜が降るのか分からないので、もうしばらくお預けです。

今年も、ある大切な方から頂いたフウセンカズラと綿花の種を蒔こうと思っています。あと、向日葵も!
いまから楽しみです^^

投稿: 広茂 | 2007年3月10日 (土) 11時19分

→さわこさん
早く帰ってきなさい。

一緒に盆栽やりましょ。

→広茂さん
いいですねー。

種を蒔く事はまさに始まり。原点ですよね。
ヒマワリ、いいですよね。元気になります。

風船かずらも綿花も粋ですね。
僕もいつか蒔いてみたいです。

広茂さんの丹精日記、楽しみにしてますね。

投稿: ちどり | 2007年3月10日 (土) 21時42分

紹介していただいたネットの種屋さんに思わずタネを注文して、そしたらさっき届きましたヨ。封筒にタネが入っててなんだか怪しげなのがまたいとをかしでした~。まきますよーっ!!

投稿: hirokophone | 2007年3月11日 (日) 19時46分

早速注文したんですね。

やたら手作りっぽくて暖かいですよね。
とにかく注意する事は水切れ。

そのための工夫を惜しまないでください。

アイデアは僕も一緒に考える事は出来るけど、実際に時間を共有するのはhirokophoneさん本人です。

まずは、育てる環境の研究から。
例えば、いつベランダに日が当たるとか。
風があたりやすいか、あたりにくいかとか。

丹精の舞台、棚場。
棚場を制するものが、盆栽を制する。
なんてね。

観察日記楽しみにしてますよ。

投稿: ちどり | 2007年3月11日 (日) 20時54分

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