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表と裏。

グレープフルーツムーン。

月がきれいだな。よく見ると、満月にはもう少しかな。

先日、僕の身近でどうしても受け入れられない嫌な事がありました。

「日記には偉そうな事書いておいて・・・」と言われても仕方ありません。

やな事があると、カッとなってしまうのは僕だけじゃないですが、このままだと、また僕の悪い癖(人間関係リセット病)が出て来そうになったので、

ハッとして、とりあえず深呼吸。そのあとママチャリで近くのスーパーに行って、ビール(もちろん発泡酒)を買ってきて、とりあえずグイッと飲んでみました。

どんな事でもそうですが、モノゴトって拒絶しても繰り返しだから、また同じ事がやってくる。その都度成長していない自分に自己嫌悪になる。

でもこれやってるとある時気がつくんですよね。「このままじゃ俺病気になるな。」って。

そんなわけで、心のストレッチ。

お酒で一呼吸置いて考えたのは、思い返してみれば、自分がどうしても受け入れられないものって、普段は自分自身が無意識に抑制しているものだったりするな-って思いました。

簡単な例として、みんなお金持ってる人や権力をもっている政治家なんかに凄い非難を集中させるけど、お金がなくてもいいっていう人いても、お金があったら困る人って例外を除いてそういないと思う。

みんな欲しいけど持ってないから、心のどこかで知らぬ間に羨ましがってるんだけど、逆にそれを実現している人を非難しているのかもしれない。

そういった目で見てみると、僕自身もそうかも知れないなっておもいました。

羨ましいという感情もそうだし、どこかに自分は道徳を守ってるみたいな「よい子ちゃん感情」があるから、それをはみ出した人が許せないとか。

というわけで、僕は思うのですが、例えば1人の人間としての「僕」がとりあえず世間的に真っ当でいられるのは、実はそういった僕の裏側の人格を持った人間がいてくれるからじゃないかなって気がするんです。

要するに僕を構成する人格が時たま別の人間として現れて、僕を困らせたりする事で、僕自身の「こうあるべき自分」が壊れずに均衡を保つ事が出来てるんだと思うんです。

だからそういう人間に僕がいいます。「くそったれ!ろくでなし!!」

そういう事で、その存在が、僕の許せない自分自身の内面を背負ってくれる。

酒癖の悪い人は嫌いですが、そういったおっさんがいてくれるおかげで、自分がそうしないで済むんだと思うんです。

なぜなら、僕の中にある酒癖の悪い自分が僕自身の抑制によって逃げ場を失い、ある日突然爆発する。

「どうせ憶えてないんだから、おっぱい揉ませてくれ!」ってね。

結局自分の受け入れられないものを、削ぎ落としていくと、知らない間に自分の足場まで失って、最後には自分も崖下に真っ逆さまって事になりかねない。

だからこっちとしては、本当に嫌いで、口からは悪口しか出てこないんだけど、それは本当は自分で、そいつを消す事は僕の体半分が消えてしまう事と同じだから、決して消せはしないもの。

それが正しいなんて野暮なことを言ってるんじゃなくて、そうやって考えれば多少心も柔軟にならねーかなって。そいつに優しくなるわけじゃないんだけどさ。

さらに考えをひろげれば、僕はタマタマその一部分では自分が表って自負しているだけで、人によってはそれが裏かもしれないし、沢山の要素が絡み合っているのだから、自分の中に沢山の表や裏が存在していても不思議じゃないなって思いました。

だからどうでしょう?

僕が誰かを嫌いになったという事は、その嫌いな人間に救われているという事実がそこにあって、僕が誰かに嫌われて、罵られたとしても、その相手が救われたって思うのは?

僕が僕自身を「自分はダメなヤツだ」って思ったとき、世の中の誰かが自殺しないですんで、誰かが「自分は最低だ」っていった時、僕はその人に救われているって思うのは?

だから人の悪口を言うのって悪くないし、人を嫌いになるのも悪くない。自己嫌悪も。そんで生きてる限り、嫌われても人の役にはたってる。

自分を殺すって事は、相手も殺す事だからね。

表と裏。月が昇れば、日が沈む。

海は広いな大きいな。

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