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彼女の夢、僕の夢。

先日、学生時代の仲間と酒を飲んできました。

たまたま僕の彼女も上京したので、みんなで将来の事や思い出話でのんびりとした時間を過ごしたのでした。

もちろん話の中で僕らの結婚の話にもなったのですが、それ以上に僕の彼女の夢の話が話題の中心になりました。

今回、彼女が僕の田舎で将来的に新規就農を考えており、そのセミナーが池袋であって、そこに参加するために上京したのでした。(僕に会いに来たのはついでだといっていました。)

正直こんな突拍子もない話、最初聞いたときは何考えてるんだか訳がわかりませんでした。

嫁が、独立起業!?

田舎の人間たちもみんな驚いていました。

ある日彼女は僕に言います。

「そこにチャンスがあるのに、失敗を恐れてチャレンジしないまま人生を終えたら、きっと後悔だけが残る。」

確かにそうだけど・・・。僕も相当悩みました。けれど、僕の尊敬する方は言います。

「人が99%無理だといっても、1%可能性があれば、そこを見る」と

そして「その1%を見て行けば、ある日2%になったり、50%に成ったりする事がある」とも。

そして、その方は実際にそういう考えで大きな仕事を達成してきました。

だから、僕はまず彼女の話にちゃんと耳を傾けることからはじめました。

すると、彼女の意見を頭ごなしに否定しないでしっかりと話を聞く中で、徐々に話の具体性に納得するようになってきました。

そして気がついた事は、「俺は彼女の夢を否定していたんじゃない。結局は自分のプライド、見栄を傷つけられたくないって思ってたんだ」と言うことです。

盆栽という職業でそりゃ彼女や家族を食べさせていけたら格好いいかもしれません。少なくとも僕は気持ちがいいです。

けれどみんなが聞きます「盆栽屋ってどうやって食べてるの?」

もちろん元々お金持ちの家もあるかもしれません。けれど、大概の人はちゃんと盆栽で食べてるんです。それが一般人の目から見て大変か楽かは別として。

僕だって、僕なりに盆栽で生活していきたい、って思っていますが、それが例えば「あいつは盆栽で食ってない。」とか、「嫁の稼ぎで食ってる」って言われるのがいやだから、どこかで反対していたと思うのです。

でもそれこそ男のエゴです。「男の甲斐性は、女性の居場所を作ってあげること」だとしたら、僕は遠く名古屋から北国に単身乗り込む女性の居場所を考えてあげなくちゃいけないなって、その時おもいました。

そこで話は戻りますが、飲んでる最中、仲間が「本当、○○のこと幸せにしてあげてよね!」って言われました。

僕はとっさに「僕は彼女の応援団の団長だから、彼女が生きやすいようにできる限りサポートするつもりだよ。」っていいました。

もちろん両親がすべてに賛成したわけではありません。十分衝突も考えられます。

でも、僕はどちらが正しいとかそんな事じゃなくて、僕が彼女の応援をする事で、ぼくも僕自身の事を応援されるし、親との衝突はよく言えば「対話」であり、本音でぶつかり合う事は決して悪ではないと信じています。

話せばわかるとかいいません。ただ、話さなければもっとわからないのは確かだと思いますから。

僕は自分に自信がないとか、そんな事を言いたいのじゃないのです。

ただ、大切な人の夢をサポートする事は、僕にとっては大事な事で、

例えば盆栽屋さんは、愛盆家たちの長い夢をサポートするのが仕事な訳ですから。

ただし最後に本音を言えば、毎日ビビッてます。

逆にいえば、それくらいの覚悟がなくて人の夢を後押しするなんて出来ないって事だと思います。

まだまだ彼女の話に耳を傾ける日々は続きそうです。

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コメント

いいなぁ、自分の人生と伴に歩く人の人生を、こんなに考えて。

今は私たちの時代から考えると、夫婦としてのスタートラインからたくさんの選択肢のある時代だと思います。

一緒に暮らす。そこに意味を見出して、柔軟な心で
二人の暮らしを築いていってくださいね。

この秋、私もひとり娘が結婚します。
二人で、そうふたりでしあわせを築いていって欲しいと願っています。

投稿: さぼてんママ | 2007年9月19日 (水) 21時03分

さぼママさん、書き込みありがとうございます。

娘さん、ご結婚おめでとうございます。
お二人の幸せ、さしでがましいですが僕も祈らせてください。

始めから夫婦だ何て事はないと思うので、しっかりと対話を重ねて、少しずつ夫婦になっていければいいなって思います。

僕もあと半年で帰郷。ラスト気を引き締めて頑張りたいと思います。

投稿: ちどり | 2007年9月20日 (木) 22時21分

将来のビジネスモデルがあるなんて凄い!
私はよくわからないのですが盆栽屋さんの奥さんだとご主人と2人3脚というパターンが多いんでしょうか?いずれにせよお店を営む時には家族全体でフォローする方がラクだというのは否めない気もしますが、収入の道が2つあることによって、より収入が安定することでお互いにフォローしているという見方もありますよね。

私なんかは「当然子どもを産んだら仕事を辞めて子育て」という考えの元に育ってしまい、いざ就職する頃には世間ではそんな考えはすっかり時代遅れになってしまっていることに気がついた、という口です。その前に既に、子育てをしながら家でも出来る仕事じゃないのと勧められてそれもそうだと思ってこの道に踏み込んでしまって今に至るわけですが、いざ気がついてみると「仕事なんて(大事な事を)結婚(くらいの理由)でやめられない!」とかいう意見が友人の中では圧倒的に多いです。離婚の多い今、余計に自立していないと離婚したくても出来ないという考えも勿論あるし、自立しているから結婚なんかしなくたって自由に生きられる、そういう世の中になりましたもんね。

今では女性が外で働くのは当たり前の時代になりました。使う側になるか使われる側になる差、だと思います。よほど古い時代の人でない限り
>「嫁の稼ぎで食ってる」
なんて考える人はいませんよ!まあ盆栽関係だとご年配の方々とのお付き合いが多いからそう思う方もいらっしゃるかもしれませんが世間一般ではそんなことは思いませんよ^-^

私も、どんな時でも今の主人が応援してくれました。忙しくても思いやりをもって精神的に過しやすい空間を作って貰う事が最大の栄養になります。2人でお互いを思いやってお互いの勇気や支えになってくださいね^-^

投稿: 夢湖 | 2007年10月 6日 (土) 14時17分

夢湖さん、書き込みありがとうございます。

盆栽屋さんも家族で経営しているところもあれば、法人になってたりするところもありますが、

いずれにしてもお店に残って水やりをあげる人がいなくては、盆栽の手入れや、仕入れにいけないものですから、

まったく1人で出来るビジネスとはナカナカいかないものだと思います。

僕も夢湖さんと同じく、妻は家庭に入るものだとおもってました。うちのお袋も針金かけするくらいだったですから、家の手伝いをしてほしいとも。

でも、一生懸命働いて、目標を持ってる人を応援してみたいなって思ったというのが、ありますね。

足を引っ張ってくれる人は沢山あふれていますが、
応援するって事は、とても勇気がいる事だし、
当然好きな人をまえに考えざるえないことだった思います。

これってば継続があってはじめて達成される事だとおもうので、こういった気持ちを日々の習慣としてしっかり持っていけるように、努力していきたいと思います。

僕も夢湖さんのエールしっかり受け止めました!
ありがとうございます。元気が出ます。

投稿: ちどり | 2007年10月 8日 (月) 21時14分

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