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別れの秋、向上の秋。

まだまだ残暑が厳しいですね。

日よけを外す時期も難しいんじゃないでしょうか。

ちなみに僕がいる園では、寒冷さは外しましたが、1日水やりの管理ができる環境なので、ベランダ愛盆家はそれぞれのタイミングに気をつけて欲しいと思います。

僕は残念ながら、台風10号の時に寒冷さを外したあとのぶり返しで、ベランダのヒノキッズを一本枯らしてしまいました。カラカラに乾かしてしまい、その後スーッと色が褪せてしまいました。油断大敵、本当に申し訳ないことをしました。

というわけで、これから少しずつ秋めいてくると、盆栽が急に具合を悪くすることがあります。

特に、夏場の影響が遅れてでてくる松やヒノキの類(松柏類)は、朝晩の冷え込みが始まる頃の、スーッとあっちの世界に旅立ってしまう事があるのです。特に古木でそういった事態が起こります。

盆栽の場合、一芽一枝が大事ですから、ちょっとでも枯れる事は、正直悲しいのが本音だと思います。

けれど、こればかりはどんなに的確に管理したと思っていても、出てしまう時は出てしまうもので、そういった事態を静かに「受け入れる」という事も、愛盆家には必要なのかもしれません。

ただし、すべてが生理的という事も出来ず、例えば水やりのミスで根腐れを起こしたり、病気(おもに五葉の葉フルイ病)、害虫(この時期は赤、黒、真パクなどに葉ダニがつく事があります)などは、日頃の管理で十分防げる事ですから、

もし樹が枯れた事態に遭遇したら、まず先に自分自身を疑ってみる事も愛盆力向上の秘訣かもしれません。

けれど、そこで嘆いていたのでは、消えていった命がうかばれません。

大事なのはその命から「何を学んだか?」という事です。

たとえ小さな痛みでも、その痛みを受け止めて、はじめて誰かに優しくなれる。

僕はそう信じています。

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「盆栽」カテゴリの記事

コメント

実は私も今とんでもない病人をかかえてしまって・・・。先日買ったばかりのバラが・・・。
干からびかかっているのですが、日陰を作り水遣りの間隔をあけてみてるのですが、干からびているにもかかわらず枝の先が緑になって新しい葉っぱが出てきているところがあります。
これは望みをもってよいのかしら・・・。もう毎日泣きたい気持ち~・・・・・・。

投稿: hirokophone | 2007年9月21日 (金) 14時52分

hirokophoneさん、こんばんは。

実際に拝見しないとなんともいえないですが、可能性は2つあります。

①バラ科の植物は、ある一定の暑さを越えると一度葉っぱを落として夏休みに入る事があるのです。

長寿梅やボケ、さくらや梅が夏に葉を落とすのはこういった為だと思われます。

しかしながら、そのあと気温が下がったり、或いはそういった環境に移すと、また新たに秋口に葉を出して成長するものです。(ただし、梅やさくらは、そのまま春まで芽が吹く事が場合が多いです)

例えば、盆栽屋さんの甘い環境から、いきなりベランダ愛盆家の厳しい環境に引越してきて、バラ君が夏休みモードに入ったのかもしれません。

ここ数日いきなり熱くなった事で、同じように葉っぱが振るい落ちた盆栽が僕のいる園でも結構あります。

②葉っぱが黄色く徐々に振るい落ちていくのではなくて、いきなり振るい落ちたり、萎れてしまったのなら、典型的な水切れと思われます。

バラ君は水が好きな類で、しかも小品となると尚更水切れに注意が必要です。

雑木たちは、水切れするとすぐに葉っぱが萎れたり、振るい落としたりして、SOSを発します。

もちろんこの信号に気がつくのが遅ければ遅いほど、回復の可能性は低くなっていきますが、

このケースだとしたら、
hirokophoneさんのバラ君は、どうやら生きんがために、新しい葉っぱをすぐに用意したみたいですね。

ただし、早く元気になれって、いきなり肥料をあげたり、お日様にあてるのは危険で、

今hirokophoneさんが行っている管理を継続しながら、様子を見てあげてください。

その状態のバラ君は一命をとり止めた状態であり、回復を期待するのは、この冬から春の芽だしも含めて、長い目で見て欲しいと思います。

その中で、いくつか枯れる枝が出ても、枯れずにすんだ事を良しとして、残った枝を大事にしてあげてください。

両方のパターンが十分に考えられますが、
「新しい葉っぱが動いている」状態ですから、
すぐに枯れてしまう事はまずありませんよ。

僕が思う愛盆家に問われる資質とは「待つ」事です。
今は深い霧の中でも、ジタバタしないで今出来る事をしてあげてジッと晴れるのを待つ。

晴れ渡った空の下で、きっと新しい愛盆力を身に付けた自分に会えるはずです。

ピンチはチャンス。

また気になる点があれば、メールください。


投稿: ちどり | 2007年9月21日 (金) 19時33分

チドリさん→ありがとございまーす!!!!
状態はですねぇ、葉っぱは徐々にではなくいきなりパラパラになりました・・・。いってみれば乾燥バジルのごとく・・・。
なかちゃんさんが連絡をくれて「○○ちゃんの言ってた通り弱ってる時のステーキはダメだよ」と言われていたから肥料はなにもあげてません!!
直射日光をさけ日陰を作ったのですがひょっとして日陰すぎかなぁ。

今朝見たところやはり新しい葉がでてきています。そこに後光がさして見えました。あとは葉がでていないけれど枝の先が緑になっているところもあり!

焦らずにじっくり観察して行きたいと思います。望みはすてずに!!
プロに助言してもらえる私は幸せモノだわ~♪

投稿: hirokophone | 2007年9月22日 (土) 10時00分

hirokophoneさん、もう少しすれば残暑も過ぎるので、10月に入るまで日陰でもいいかも。

もしくは家にいて、状態をつぶさに観察できるときなら、お日様にあてたりしてもいいとおもます。

芽がしっかり動いてくれば、根っこの状態もさほど悪くないでしょうから、薄めの液肥をあげてもいいとおもいますよ。

投稿: ちどり | 2007年9月22日 (土) 22時15分

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