« ぎりぎり南天パラダイス。 | トップページ | 千の風のはなし »

太陽さん、おやすみなさい。

ここ最近の冷え込みで、盆栽たちも冬眠の時期を迎えました。

先日、寒さ対策で盆栽を小屋にとりこんでいたら、お客さんに「太陽にあたらなくて平気なの?」って質問されました。

答えは、「平気」です。

そんな事いったら、冬山の雪の下に埋まった木々や樹氷におおわれた大木たちはみんな枯れてしまいます。

それに、葉っぱの落ちた雑木たちも、落葉の時に冬ごもりに必要な栄養はみんな葉っぱから頂いているので、冬に日にあたらなくても、

それが原因で枯れる事は、盆栽に限ってはまずありません。

もちろんあたらなくても平気であって、あたっていても当然平気です。

それよか気をつけて欲しいのは、小さな鉢の中でわずかな土に覆われているだけの盆栽たちは寒さに弱いものです。

樹種などによって若干の例外はあっても、特にミニ盆栽の類は冬の保護は欠かせません。

特に真冬の乾燥した冷たい空気は、冬芽を傷めたりするので、最低風よけくらいはしてあげないと可愛そうです。

僕のベランダの予備校生たちは、今年はこんな感じで寒さ対策しています。

Ts390339 ホームセンターで買ってきた育苗苗に100均の竹ひごを使って、ミニビニルハウスを作りました。

こん中に薄く水を張ってあげて、湿度を保つだけで、寒さと乾燥から相当守れるものです。

けれど、凍りつくような寒さの時は、夜だけ玄関に取り込んだり、僕のベランダなら、園芸用のミニビニルハウスがあるので、その中に入れて、二重の対策をしてあげると安心です。

ちなみに、冬眠中の管理で一番多い失敗は水切れです。

乾かないと思って、何日もほったらかしにして、春先に芽が動かないという失敗は誰しも経験するものです。

水やりは毎日観察して、乾いたらあげるのがいいと思います。それと、水をやらない日でも、霧吹きくらいは日に何度かあげてやると樹が喜びます。

管理中は、暖かい部屋に置かず、低温で凍らない程度の場所を選んでください。

理由は、冬眠なのですから、暖かいところに置くと、樹の生理的にアンバランスになってしまうでしょ。

暖かい春に、樹が目覚める頃まで、しっかり冬休みさせてあげてください。

ま、冬より春の目覚めのほうが、管理は難しいのですが、その話は冬を乗り切ってからする事にしますね。

では、太陽さん、また春に会いましょう。

おやすみ。

補足です。

簡単ビニルハウスも、天気のいい日にお日様の元に置くと、思ったより中が高温になることがあります。

その場合日陰に移動するか、日中に、頭を少し空けて、風だけ当たらないようにしてください。

|

« ぎりぎり南天パラダイス。 | トップページ | 千の風のはなし »

「盆栽」カテゴリの記事

コメント

大変参考になります。

うちの盆栽たちは、雪国なのでしばらく前に家の縁側(日当りはそんなに良くなく、暖房の無いところです)に避難させてあります。

毎年、縁側で冬を越させるようにしているので、水の管理だけは注意しています。

ぁあでも、やはり心配は心配^^;
盆栽たちと一緒に冬を乗り越えたいです。

投稿: 広茂 | 2007年12月19日 (水) 11時16分

広茂さん、書き込みありがとうございます。

僕の故郷でもそうですが、雪国の場合、縁側での管理が丁度よかったりしますね。

これを南関東なんかでやると、暖かくなりすぎる事があります。

見た目で濡れていても、実際土を手で触れたりしてパサパサしていたり、水をたっぷりあげた時と明らかに重さが違う時は、中が乾いている事があります。

頑張って冬を乗り越えて、一緒に春を祝いたいものですね

投稿: ちどり | 2007年12月20日 (木) 18時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/209438/9433045

この記事へのトラックバック一覧です: 太陽さん、おやすみなさい。:

« ぎりぎり南天パラダイス。 | トップページ | 千の風のはなし »