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とれびあんBonsai①

ネットから遠ざかっていた2ヶ月。福島に帰ってから2ヶ月。

その間、起きた出来事で大きなものをいくつかプレイバックしてみようと思います。

内容としては、5月16日に6名、21日に13名、フランスからお客さんがいらっしゃいました。

どちらの組もフランス語の訳されている僕の爺さんの本「五葉松盆栽の作り方」の愛読者で、ぜひ我が家の盆栽を見てみたいということで、今回の来福となりました。

まず、5月16日にいらしたお客さんは、フランスの盆栽好きが集まった会の皆さんでして、自称「盆栽オタク」でして、(実際に日本語で「おたく」っていっていました。)

通訳さんが日本の観光名所を紹介しても、「盆栽屋さんにつれていってくれ」といった具合で、3週間くらい日本中の盆栽屋さんを渡り歩きまくる予定とのことでした。

(ちなみにフランスでは年間一月ぐらいの有休が認められているそうです。うらやましい話ですね。)

朝10時に駅まで迎えに行って、庭を見ていただいた後、田舎の手料理でおもてなし。

植物辞典のラテン語を手がかりに植物のコミュニケーション。

もちろん親父や爺さんの盆栽哲学にも浸っていただきました。

盆栽談義の後3時ごろから、我が家の実生素材で予定外のワークショップ開始です。

人数も少なかったこともアリ、一人に一本ずつ素材を選んでいただきました。

初め正面を選んでいただき、一人ひとり親父とディスカッションしながら、枝を抜いていきます。その後神つくり、古葉刈りと進んでいよいよ針金掛けです。

F1j

「倉吉式神作りを使って神つくりをしています。」

みなさんキャリアには随分な違いがありまして、二人は8年くらいやっていたり、1年未満の方いたりと様々なのですが、

そこはやはり盆栽オタクさんで、皆さん基本のテクニックは持ち合わせており(最初の粗掛けはアルミで行います)、巻き始めると時間はかかりますが、上手にまいて行きます。

そして、枝の振り付けが終わった後、最終的に親父の手直しが入り終了。実際にみんなが終わったのは午後9時を回っていました。

F1z 「皆さんの作品と、お手伝いしていただいた近所のおばさんたち、通訳さんと親父とぼく」

そして、夜のお食事です。

フランスの方はイタリアの方と違って、静かな雰囲気で食事がはじまりました。(イタリアからは過去2度ほど団体で遊びにきていただいています)

けれど、お酒は人種を超えますね。

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「るねっさーんす(by髭男爵)」

ビールやら日本酒やらしこたま飲んでいただいて、盆栽のあつーい話と手料理に舌鼓をうつと、次第にみなさん酔っ払いのうきうきモードです。

若い男性は30歳の誕生日が近いということで、みんなで誕生日の歌を歌い、最後の頃にはみんな日本語で「よっぱらったー」なんていていました。

残念ながら僕はホテルまで送っていく運転手だったのでお酒はのめませんでしたが、最後送っていく途中でも非常に喜んでいるとのコトで、僕たち家族も非常にうれしい一日になりました。

僕の田舎は世間的に有名な古木があるわけでもないですし、盆栽からしたら実生2代という、まだまだ未熟な素材を扱っているお店です。

けれど、田舎ならではの「自然をお手本にした表現」と、田舎流のおもてなしでフランスの方々に一生の思い出を作っていただこうと思い、今回のような集いが実現しました。

そしてこの田舎流おもてなしが次回の21日に来福したフランス人後一行の時に、さらに大きな思い出を残すことになったのですが、

続きはまた後日ということで。

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