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とれびあんBonsai②

前回のフランスからのお客さんの来福から5日、フランスから通訳さんも含めて13名が、福島にいらっしゃいました。

今回は吾妻山の自然樹形をぜひ見てみたいとのことで、朝8時に駅前のホテルに迎えに行くと、そのまま同じバスに乗り磐梯吾妻スカイラインへ出発しました。

そこで、要所ようしょで車を止めて、その都度うちの親父が自然樹形の面白さ、すばらしさを説明しました。

F2a1 「まだ雪多く残る雪原を行くと、ひっそりとたたずむ直幹の吾妻五葉松が姿を現します。」

F2a2 「自然樹は決して三角形の姿をしておらず、枝の長短太細、空間の美しさが絶妙な美しさを作り出しています。」

半日吾妻山で自然観察を終え、我が家の庭に到着すると、みなさん「ウーララー」(ワオー!的な表現)と感嘆の声。

F2k 庭を見ていただく前に、ヨーロッパ流のゆっくり昼食のはじまりです。

「るねっさーんす(by髭男爵)」

お昼は日本のお袋の味、カレーライスでおもてなし。

みなさんありがたいことにぺろりと一皿平らげて頂きました。

その後、のんびりと庭で時間を過ごして頂く事に。

大人数のせいか、それぞれが思うように田舎の庭をたのしんでいたようです。

F2n「コレハ、ナンノキナンダロウ?」

そこで希望者を募って5名ほど、我が家の実生素材でワークッショップを開くことになりました。

参加者は前回同様キャリアには随分な開きがあるのですが、みなさん盆栽大好きの方ばかりで、熱心に親父の指導に耳と目をかたむけていました。

F2j 「今回もやはり神つくりのレクチャーです」

赤Tの兄さんは造園やさん(キャリア1年未満)

ぐれーTのおっさんは整体師(キャリア8年でかなりうまい)

今回は以前より段取り良く、みんさんの作品が出来上がったのは7時ごろだったでしょうか。

F2z 「みなさんの作品と一緒にぱちり」

その後、恒例の大宴会です。今回も前回同様フランス人流の静かなスタートでしたが、お酒が入ると徐々にペースアップ。

日本酒が登場すると皆さん上機嫌です。

まじめな盆栽談義の合間にも、ダンスあり、僕とお袋の「オカメとヒョットコ」の踊りありと、非常に楽しい時間が過ぎていきました。

F2k3 「ダンサーさんが踊りを披露してくれました。」

通訳の方はずっとフランス住まいでして、初めて訪れた東北のこの地で、日本の原風景といえるおもてなしを受けて、感極まるシーンもありました。

フランスの方々も、日本に何度もいらしたことがある人もいたのですが、こういったおもてなしを受けたことは無いとおっしゃっていました。

付け加えて、今回のような機会にはいつも裏方で支えてくれるお袋初め近所のおばさんチームがいてくれて、阿部家の大事にはいつも駆けつけてくれるのです。

今回も頼もしいことに、裏で料理を準備していただいたおかげで、わ我々もフランスの皆さんとの交流に集中できたと思います。

こういった事は一人でなしえることではなく、こういったチームが一丸となって行えることですし、本当に感謝しています。

F2oz 「チームお袋と近所のおばさんズ。」

その後、通訳さんやワークショップに参加した方から度々手紙が届き、今回の出会いが縁となってつながりが出来て、とてもうれしいことです。

大変なことですが、お客さんに喜んでいただくことに全力な田舎の人たちを紹介したくて記事を書いてみました。

F2az3 「山で集合写真。」

当日新聞社の取材がありました。記事をリンクします。↓

http://www.minyu-net.com/news/topic/0522/topic4.html

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「盆栽」カテゴリの記事

コメント

素的な出あいですねぇ。
前のもそうですが、この記事を読ませて頂いて、みなさんの心が通じ合っているように感じました。
幸せで大切なつながりが出来ましたね^^

投稿: 広茂 | 2008年7月12日 (土) 10時08分

広茂さん、書き込みありがとうございます。

言葉が通じないと不思議なもので、一生懸命想いを伝えるために、知らず知らず積極的にコミュニケーションをとろうとするんですね。

辞書や写真をもちだしたり、紙に地図や絵を描いたり、身振り手振りで示したり。

同じ国の人間なのに、同じ家に住む家族なのにどうしてうまく話し合えないのだろう?と思い悩むことがあります。

言葉の持つ意味について深く考えるきっかけにもなりました。

ちなみにフランス人はプライドが高いのか、片言の英語をはなしたら、英語で話すなといわれました。

言語をおぼえるなら、英語じゃなくてフランス語をおぼえなさい的なことを言っていました。

お国柄が出て、かえって面白かったです。

投稿: ちどり | 2008年7月12日 (土) 18時36分

こんばんは~^-^

以前いってらしたフランスの団体さんはこんな感じだったんだなあ~と思いながら読ませていただきました。

日本の憧れの五葉松、それも野生の姿が見られたのは非常に感激だったんじゃないでしょうか。自然の樹形って思ってもみないようなユニークな姿だったり荒々しい姿だったりしますもんね。

確かにフランスの方って英語を使うのを好まない方が結構いる気がするのですが、英語が得意でない方はそういう反応かなあって実感が多く。フランス語がろくにわかんないとむこうが英語がわかる場合は「英語もわかんないの?」ってパターンが多かったので「英語よりフランス語」っていう意見を言うごり押し?はさすが!って気がします(笑)
でもなんだかんだ盆栽はワールドワイドなものなので英語の方が便利だろうなって思いますが。
フランスでもおじい様の本が翻訳で出てるんですねえ。その本のファンで会いにちどりさんのおうちに来たがるなんておじい様も冥利に尽きるんじゃないでしょうか。

投稿: 夢湖 | 2008年7月17日 (木) 21時05分

うちの爺さんが生きてる時、

その頃は外国の方が来るなんて珍しいことだったのですが、

「こんな田舎に住んでいて、世界中の人にあえるなんて、こんなにうれしい事はない。」

といっていたそうです。

本が海外で出版されたのは、爺さんの没後なのですが、そのおかげでこういった機会に恵まれているわけですから、

その恩返しをさせていただいていると思っています。

ちなみに、今年の2月にスペイン語で出版してもらいました。

以前からあるイタリア語版もふくめて、多くの海外の愛好家さんに、読んでいただいて、
間違いなく爺さんは喜んでいると思います。

投稿: ちどり | 2008年7月18日 (金) 22時25分

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