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まるでスパーリングのように

ここ最近は、毎日盆栽に針金を掛けてます。

大小あわせれば、ここ2ヶ月で100本以上掛けたと思います。

仕上げの針金掛けや、盆栽としての初めてのしつけなど、仕事の意味はそれぞれですが、一つ一つ大変勉強になることばかりです。

僕は以前日記に書いたように、才能は基本的に信じていません。

僕の尊敬する人が、仕事を大量にこなしていると、質的な変化が起こるといっていました。

僕の目指すところでもあります。

そして僕は言葉が好きです。自分の仕事を、自分が理解できる言葉にできてはじめて、自分の体に定着したと思っています。

偶然うまく出来た仕事も、数をこなしているうちに、必然的に繰り返せるようになってきます。そのとき必ず言葉が順序だてて出てくるのです。

そうなった時は天にも昇る気持ちです。それまでの物凄いモヤモヤが一気に吹き飛ぶのです。

その快感があるから、細かい仕事でも長時間続けられるのです。

できることなら、この快感、思い上がった表現をすれば「上達」を多くの人に味わってもらいたいなと思います。

今は思うようにアイデアが実に成らず、もどかしい部分もありますが、悩んでも仕方ないので、ひたすらスパーリングのように針金を巻くのです。

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この樹は米栂という常緑樹です。

新芽がとても綺麗な樹です。

「空間有美」という表現を意識した整姿になっています。

こういった直幹の樹は、上から綺麗に三角形に整えるよりも、一枝一枝を複雑に配置して、景色を作ると、

真直ぐな幹に個性が表れてきます。

鉢は合ってないです。来春植替え予定です。

F2a2 こちらは樹種は違えど、吾妻山山中にある五葉松自然樹の直幹です。

僕のぼんさいやは、コンセプトは単純です。

盆栽で、「自然の樹がみせる枝表現を真似して見よう」です。

ですから、ワイルド。

粗野だったり、野生的だったり。

どうでしょうか?上手にまねできているでしょうか?

ちなみにこの直幹の近くは、同じ米栂の直幹が群生している場所でもあります。

そちらの写真はまたの機会に。

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