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緑のカーテンと、五葉松。

雨ばっかり。

盆栽、くさっちまう。

ところで、今年初めてチャレンジした緑のカーテンが、ようやくネットを覆いました。

Dsc02453 中は、朝顔4種類、夕顔が混ざっています。

Dsc02442 夜になると、仕事場のライトに照らされて綺麗なもんです。

Dsc02444 去年育ててすっかりはまってしまった、絞り咲きの「フライングソーサー」。

Dsc02451 これも朝顔の仲間、「ミナ・ロバタ」

赤い花が、次第に黄色から白に変わっていきます。

残りの朝顔は勢いが良すぎて株が成熟しないためか、いまだに咲きません。

天辺のほうの芽は、今以上伸びないように切り詰め、胴吹きを促して、株の下のほうが枯れこまないように気をつけています。

毎日、毎日、蔓の一本一本をネットに絡めながら、余分な蔓や葉を落として、丹精しています。

やはり、積極的に自然と関わることは、おもしろい。

いろんな意味で、「加減」を考えるきっかけになると思います。

話はかわりますが、

今は、五葉松の古葉切りの仕事をしています。

秋の展示会シーズンに向けて、針金のかけ直しも同時進行で進めています。

棚場の盆栽が、そのまま僕たちの話す言葉みたいなものですから、丹精は欠かせないのです。

Dsc02456

古葉を切った五葉松の根上がり。

実生から育てて44年になるものです。

古葉を切って、懐が蒸れないようにしてあげると、芽にもやさしいですし、何より一芽一芽が際立って、盆栽が引き立って見えます。

これも、大事な丹精といえます。

Dsc02455 こちらは、針金を掛けたばかりの五葉松です。

実生で51年になります。

春に一回り小さな鉢に植え替えたので、古葉きりと同時に、大きくなった枝を落として、針金を掛けなおしました。

こうやって一度は、人間の技術で、しっかり秩序立ててあげることで、

樹の健康状態も含めて、手入れが楽になるものです。

この段階でも十分鑑賞できないことは無いですが、出来ればここから一芽吹かせて、少し枝先がふんわりとしてからのほうが、より自然らしくなるかと思います。

お盆中は、棚場の樹を10本ほど目安に、針金を掛ける予定です。

ちなみに、枝先を整える程度の仕事は平気ですが、裂け目がつくほどの大仕事は、今の時期にはやらないほうがいいです。

まだまだ、傷口からヤニが吹いて、傷んでしまいます。

それは、秋までがまん我慢。

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コメント

ずいぶんと遅いコメントになってしまいましたが。
緑のカーテン、見事ですね。
時々車からもしっかとしたあさがおのつるのカーテンを見かけますが、やっぱり手をかけているものなんですね。
ほったらかしじゃ、だめなんだ〜
植物を大事に丁寧に育てられる人って、ほんとに尊敬します。
うちは、カーテンなんてはほど遠く、ジャングルになるか、行き場のないつるがゆらゆら。

投稿: りか | 2009年8月21日 (金) 20時36分

りかさん、書き込みありがとうございます。

緑のカーテンは、終りがけが、あまり綺麗とはいえない状態になりますよね。

なんだか、夏の終りに寂しげな気持ちになります。

一年草は、余計にはかなげです。

それもまた、嫌いなわけじゃないのですが。

投稿: ちどり | 2009年8月23日 (日) 21時20分

赤玉石を庭に入れるにあたって赤玉石と似合う庭木はどんな木か検討してみました。モミジやナンテンも試みましたが、五葉松が一番合いそうだということになりました。そのときにこちらの「実生から育てて44年の五葉松」の写真を使わせていただいたので事後承諾ながら報告いたします。尚どんな合成画像になったか興味がありましたらお送りいたします。

投稿: PHOENIX | 2011年6月17日 (金) 22時52分

phoenixさん

ご丁寧な報告ありがとうございました。

写真はすべて僕が撮ったものでして、内容によっては使用を控えていただいています。
(たとえば商業雑誌への無断掲載など)

できましたら、画像を送っていただけないでしょうか?

アドレスは左のバーの一番下にあります。

よろしくお願いします。

投稿: ちどり | 2011年6月18日 (土) 08時58分

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