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ゆくとし。

あれ!?

はやいもんですね、1年。

今年は、最後の最後まで貴重な出会いの連続でした。

人を感動させるのが仕事だとするなら、

人を感動させる仕事をするのがプロフェッショナルということなんですね。

というわけで、来年は今年以上に一つ一つの仕事を丁寧にこなしていきたいと思います。

では、良いお年を。

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冬将軍のおとーりだぁい。

  きました、きました。

暖冬といっても、やはり忘れずにやってくるのが北風小僧のかんたろうです。

冬の盆栽園に見所無しですってぇ??

雪の振る盆栽園だからこそ見ることが出来る様々な景色があるんです。

006 最初あっさりと積もった雪が、いい感じに枝と枝の立体感を強調しています。

最初はえがったー。

017 珍しく朝から雪が降り出し、お昼にはたちまちこの有様。

014 ここまで来ると、そろそろ雪下ろししないとやばいよねー。

最近は、ずっと暖かい日が続いたと思うといきなりのドカ雪。

雪にも大分情緒が無くなくなってきたものです。

けれど、ここ数日は雪が降ったあとでもかなり寒い。

中々雪が解けないし、解けては少し積もるの繰り返しです。

030 解けた雪が小枝ごとに残り、白い玉模様になりました。

031_2  あー、なんだか白玉あんみつ食いたくなってきた。

020 庭の南天ギリにも雪が張り付きました。

里ではこのまま解けてしまいますが、山岳地帯に行けば、この繰り返しで樹氷になっていくんでしょうね。

023_3  これきれーだったなぁ。

雪が張り付いたために、枝や身の輪郭がくっきりして見えました。

026 写真の上はセンダンの樹です。

黄色い身がざっくりなります。

こいつは虫も殆どつかないので手入れは楽。

ただし、たちまち大木になるので、植える場所には要検討です。

027 春には一面の桜が咲き誇ります。

今は、白くキラキラした雪の華。

もう寒さはご馳走様ですよ。

春が待ちどうしたら、ありゃしない。

「さむぅござんす。ひゅるるるる~」

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デコトラ。

今日、福島も初雪が降りました。

.ほんのり。

本当に雪が降りません、今年は。

007 これじゃぁ、積雪とはいいませんね。

ところで、昨日雪が降る予報だったので、畑にいって、盆栽素材を掘ってきました。

ここ最近は、大物素材を中心に畑上げしているのですが、

昨日のはやばかった・・・。

何がって、まずは写真を見てください。

002 ジャジャーン!

タイトル「五葉松ファイヤー」。

でかいでしょ?

つうか、こんなんで公道走っちゃダメでしょ、ぼくら。

右に見える流れた尻尾は、一本の樹。

こんなでかいの庭木じゃないのって思うかもしれないですが、

いやいや、十分盆栽になるんですよ。

しかも僕んちの棚に乗っているくらいの盆栽に。

棚に乗っている盆栽のなかには、畑で畳二枚分の葉張りがあった樹なんていくつもありました。

樹高だって2メートル、3メートルなんて当たり前。

出来ればこのクラスの樹の新木作りの模様を、冬の間にアップ出来ればなって思います。

ちなみに、こういった盆栽の荒作りは、海外では1つのショーになっています。

うちでは日常です。

一言だけ僕の悪い口を許してください。

「心技体」って言葉がありますよね。

心と体の間に技がなければ、その二つが繋がらないんじゃないんですか?

「技術で人は感動する。」

僕は何時もそう考えて、仕事に取り組んでいます。

出来上がりだけ見て盆栽の何がわかるっていうんだ。

っと。

ふー。

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週末ざおう、週明けとうきょう。

最近似たタイトルばかりだかんね。

というわけで、先週末、蔵王温泉の深山荘「高見屋」さんにいってきました。

僕の兄が働いているのですが、年に一度従業員のご家族を招いて、パーティーをしていていただける、素敵なイベントがあり、

僕も図々しく高見屋さんにお世話になることになりました。

高見屋さんのHPです。

http://www.zao.co.jp/takamiya/

パーティーは系列のホテル樹林さんで行われたのですが、長年勤続された社員さんの表彰など、僕が同じ立場だったらうれしいだろうなーと思いました。

自分の仕事を見てもらう機会というのは、誰にでも在るとは言えないです。

がんばってる姿を見て家族が喜んでくれれば、そりゃ誰だってうれしいはずです。

少なくとも僕はそうです。

そういった機会を長年つくってきた高見屋さんをみると、なるほど290年の歴史は伊達じゃないなと、とても勉強になりました。

もちろん旅館の雰囲気はとても落ち着いていて、どこか懐かしい。

お風呂も、乳白色の温泉でお肌もつるつる。湯上りに肌がつっぱりませんでした。

今回は一切人に気を使わずに、高見屋さんのおもてなしに身を委ねさせていただき、久しぶりに盆栽から頭が離れました。

ちなみに、来年は蔵王温泉が発見されて1900年だそうです。

歴史がありますよねー。

僕的には蔵王のかんしょう平で、五葉松の自生樹を観察して、温泉に入るコースをオススメします。

余談ですが、さぼママさんが我が家にいらっしゃった時に、ほんのり温泉のにおいがしたので、その事をお話したら、偶然高見屋さんにお泊りになっていたそうです。

世間とは広くて狭い。

さぼママさんには阿部兄弟のダブルでサービスさせて頂きました。なんてね。

006 今回は嫁さんと親父は留守番でした。

お袋とおじさんです。

右は兄貴。左は高見屋のおかみさん。

大変美人な女将さんです。

今回は、高見屋さんのご好意に甘えさせていただき、本当にありがとうございました。

で・・・蔵王温泉から帰ってきた次の日は、盆栽を引き下げに東京にいってきました。

展示会場では床の間が並ぶ真ん中の床に飾っていただき、うちの親父もうれしそうでした。

盆栽も、庭で見るのと、展示会の席飾りで見るのと、床で見るのと、それぞれの見方、楽しみ方があって、飾った本人たちもまた新たな発見をすることがよくあります。

010 実際に見られた方は、後ろ枝の使い方がかなり独特だったとおもうのですが、どうだったでしょうか?

枝は必要な役割の枝以外は、極力そぎ落とした、いたってシンプルな仕立て方です。

こういった機会を、県外で、しかも都内で与えていただけるなんて、

とても、ありがたいです。

今回、展示会に足を運んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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実生3年号、完成。

何とか年内に間に合いました。

Bornsaiるねさんす、実生3年号ついに完成です。

Photo 内容は、

実生3年生に出来うる針金掛けと植替えが中心になっています。

これはかなりマニアックな内容で、

長い盆栽の生涯の中で、実生3年のみにやたらこだわった一冊。

ページ数も、今まで最長です。

価格は今までと同じ300円。

注文は、ブログでは受け付けていません。

購入希望の方は、HPよりお願いします。

http://bornsairenaissance.web.fc2.com/index.html

また、あくまで実生から楽しむ五葉松盆栽にこだわった冊子ですから、

実生3年号のみの購入はご遠慮ください。

今までこちらの冊子とご縁が無かった方は、実生号から順に、必要な分だけお求め願います。

もちろん、まとめ買い大歓迎。

実生から5年を楽しむ。

いよいよ折り返し地点の3年目。

この冊子が、実生愛盆家さんたちのバイブルになる日を願って、また明日からがんばりたいと思います。

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針金かけの教室

今日、ぼんさいや「あべ」始まって以来の、針金かけ教室を行いました。

盆久楽会の会員さんとは、針金かけの講習をしたことはあったのですが、初めて盆栽の仕事をする方に、針金掛けを教えさせていただく教室は、おそらくぼんさいや「あべ」初。

うーん、80年の歴史で初でござんす。

内容は、実生5年から6年生の針金かけを一度も行ったことのない素材に、

幹の曲付けと、枝の振り付けを行うというものでした。

まず、盆栽に一度も針金かけを行ったことがないということで、盆栽の抜いた枝を使って、盆栽の針金掛けと、枝抜き、曲付けを体験してもらいました。

その次は、実際に生きている実生苗に針金を掛けて、真直ぐな実生苗を、懸崖や斜幹などのミニ盆栽に仕立ててもらいました。

以前もブログで紹介した、「荒作り」と一緒で、枝の役割を選び出し、振りをつけて、盆栽としての一番最初のしつけをしました。

この場合、僕がどうだったかというより、実際教わった方が、どう思ったかという感想のほうが大事なのですが、

僕的な話になると、針金掛けから、枝抜き、曲付け、振り付けは、僕らが普段仕事している内容と一切かわらず、レベルは全く落としていないつもりです。

「初めての人はこのぐらい、ここまで」となると、

仕事自体も中途半端ですし、しっかり仕上がりまで見ていかないと、仕事の必要性も見えてこないと思うからです。

ですから、もしかしたらわかりづらい部分も沢山あったのではないかと思うのですが、

最後までしっかり仕事を見ていただくことで、初めて生まれてくる疑問もあり、途中でやめて、今日は曲付けで終わりとかなると、その先は見えないモヤモヤで、疑問でなく不満になってしまうのかなと、勝手に想像し、

仕事優先の教室になってしまいました。

僕の親方が海外で初心者さんに近い方対象の教室をしたとき、はじめ「盆栽論」が無い親方の教室に不満をいだいたそうです。

ところが、親方は「盆栽論がしりたいなら、本を読めばいいじゃないか」といって、いきなり高等な技術から教室を始めたそうです。

その後、大きく変化し、樹格をあげていく盆栽たちを目の当たりにした生徒さんたちは、教室を続けていくうちに、盆栽の「技が持つ可能性」、「技の重要性」を知ることになり、

最後の打ち上げの時、ある愛盆家さんが、

「娘の病気や、プライベートの問題で盆栽をやめようかと思っていたが、今回思い切ってこの教室に参加して、親方の仕事に触れ、盆栽の楽しさを知り、また続けていこうと思った」

と感謝の言葉を述べたそうです。

親方も職人さんも、目頭が熱くなったといっていました。

そのあと、職人さんが「阿部君、技術で人は感動するんだよ。技術はすごいよ。」

と言っていました。

うちの親父も先日の山形や盛岡での講習で、実際に荒作りによる技術中心の講習でしたが、お客さんが、「講釈なしでミッチリ技術を見せてくれる講習会は、今まで無かったと」、とてもよろこん頂きました。

僕は、そういった話を聞くたびに、もし自分が誰かに教える機会を頂いた時は、まず技術を見てもらいたい、技術を体験してもらいたいと考えていました。

今日の教室が、果たして教室を受けられた方たちに、どのように伝わったかは、僕自身自信が無いのですが、自分自身がやりたかった形で、させて頂きました。

今回の機会を与えていただいた愛盆家さんに、非常に感謝します。

ありがとうございました。

「この一歩は小さいが、ぼんさいや「あべ」にとっては偉大な一歩である」

興味がある方は、メールくださいね。

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緊急連絡。

我が家のぼんさいが、年に一度、東京で飾らせていただく機会があります。

うちの親父が参加している作家協会の作家展です。

ここ2年ほど、事情により出品を見合わせていたのですが、今年は出品させていただきました。

実生51年の盆栽です。

今年見ごろで活躍してくれた例の盆栽です。

空間有美そのものです。

幹は、吾妻山の「日暮しの松」のようです。

というわけで、みなさん急な話だけど、是非見に行ってください!!

そんで、ご覧になった感想をこの日記にコメントしてください!

うれしすぎます。

http://www.kunio-kobayashi.com/

002

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