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空カフェいってきました。

マーケットにいってきました。

今年初めてでしたが、たくさんのお客さんがいらっしゃいました。

さすが空カフェさんです。これはもはや福島の定番になっているんですね。

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開門直後。だーっとお客さんが流れ込んできました。

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いつものようにディスプレイ。

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今年は去年と違って寒さが続いているので、花が遅れています。

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それでも沢山の方に苔玉を求めていただきました。

うれしかったのは、去年、一昨年と苔玉を買ってくださった方が、また買いに来てくださり、

「去年買った苔玉、めっちゃ元気です。」「冬に枯れたと思ったら、春にまた芽が出てきました。」と、お客さんが感動したお話をしてくださったことです。

こうやって我が家から旅立った苔玉たちが、求めてくださったお客さんを喜ばせてくれているのを聞くと、僕らも少しは人の役に立てているのかなと、そんな気持ちになります。

話はかわりますが、今回中吉さんのフリーライブがありました。

それと同時に知り合いの方々がマーケットに遊びにきてくれました。

これまでマーケットが縁で沢山の繋がりを頂きました。

やはり続けていくことの大切さを実感しました。

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明日空カフェで。

マーケットに参加してきます。

今回は、フリーライブもあり、食べ物やさんも沢山ありで、充実の時間になること間違いないでしょう。

僕は定番の苔玉を持っていきます。

今年は中々暖かくならないので、去年より花が遅れています。

花盛りの苔玉だけでなく、葉物や渋いのもありますから、ぜひ眺めにきてください。

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去年のディスプレイです。

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FSFから学んだこと。

今日、信陵学習センターでFSFに参加してきました。

毎度の事ながら、コテコテの盆栽を持って行きました。

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これは実生54年の五葉松株立ちです。

今回も前回同様、音を使って、見立て遊びを説明してみました。

たとえば、上の盆栽は一本で森のような景色をみせてくれます。

すると聞こえてくるのは、カッコウの鳴き声。

「56.wma」をダウンロード

本来、見立てとはその人が見てきた、感じてきた自然をイメージする遊びであり、あまり説明しすぎると、野暮ってものなのかもしれません。

けれど今の時代、その楽しみ方、表現の受け方を僕たちがナビゲートしていくことも、大切な表現者の役目だと感じるようになりました。

効果音だけにとらわれず、僕が音楽家だとして、もしこの盆栽からインスピレーションをもらったら、こんな曲をつくってみたいという例をあげて、となりのトトロの風の通り道をながしてみました。

そして遊び心と、子供たちも多かったので折り紙のトトロをつくりました。

015 このトトロは中吉の中村君作。これかなり難しくて、みんなでトライしたのですが、その難関を中村君が打ち破ってくれました。

ぼくの実験は、伝統的な観点から言うと随分くだらない事かもしれません。

けれど、僕は盆栽の技術的なレベルは一切落としていないし、見立て遊びという方法も、一切変えていません。

ただその題材を、中国の古い漢詩など僕たちがなじみの無いものから、となりのトトロという日本人なら大人も子供も馴染み深いものにしただけです。

帰りに、司会のチェリブロのおふたりから、今回の音楽を聴いて、「折り紙ではなく実際にトトロが盆栽の中にいるように感じました。盆栽が身近に感じました。」というお言葉を頂き、正直言ってスーパーハイテンションになりました。うれしかった!

どんなに時代が便利になって、世の中から自然が消えていこうとも、人の心の中にはわずかでも内なる自然が眠っているものです。

その内なる自然(それは例えば、心がワクワクするような、血が湧き立つ様な感覚)を、呼び覚ますことが出来るということは、無条件で生きていることを実感できる瞬間ではないかと信じています。

自然環境とは、なにも自分の体の外にあるだけとは限りません。

体の中にある、ドキドキワクワクに気が付いて、それを大切にする。

僕らの仕事は、まさに遊びです。

生きることに悩みつかれた大人たちに、忘れかけていた胸のドキドキを蘇らせる。

まだまだ、僕の実験は試行錯誤の最中で、自分自身ももっとわかりやすく伝える方法を探しています。

だからこそ、ぼくはFSFに参加することに意義を感じているし、その出会いに感謝したいと思っています。

017ラストは恒例の中吉さん。

来週の空カフェさんにも来るって行ってましたよ。

僕はふくたん体操、踊れますよ!おぼえました。楽しかった!

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リアル田舎に泊まろう!

先週の6日から昨日10日まで、フランスからお客さんが来福されました。

彼の名前はルイスさん、36歳。

彼はヨーロッパ最高峰のモンブランで冬はスキー、夏はロッククライミングの山岳ガイドを職業として、シーズンオフは、山の自生樹を撮影して、盆栽雑誌に掲載してもらう仕事をしています。

今回の日本旅行は、日本大好きの奥さんからのクリスマスプレゼントだったそうです。

彼は、関東の有名な盆栽園を見たあと、何故か福島に4泊5日滞在することになりました。

しかも通訳の方は、初日だけで、その後彼は一人で福島のユースホステルに泊まることに。

彼は殆ど日本語が話せないというのに、英語(フランス人ですが、仕事柄英語はペラペラです)とはまったく無縁のド田舎、在庭坂にやってきたのです。

彼が福島に来た理由は、フランス語で出版されている僕の爺さんの本を読んで、一度福島の我が家の庭と、吾妻山の五葉松の自然樹を見たかったからだそうです。

彼ははじめガイド無しでも自分で調べてバスや徒歩で、勝手に福島を取材するから心配しないでくれと言っていましたが、

それが出来ないのがジャパニーズ田舎者の性分です。

早速次の日は吾妻山へご案内。

008_2これは白さぎの松。ウサギ平に悠然と立つ、白い樹皮が美しい五葉松です。

他にも根上がりや米栂原生林を案内しましたが、残念ながらこのあと大雨と深い霧に。

最後に願いを込めて、幕川の双幹樹に会いに行きました。

015僕も3年ぶりのご対面。やはりこの樹は美しい。

まさにこの谷だけが一瞬霧が晴れ、その姿をみせてくれました。

写真の左下に小さく見えるのはルイスさんです。

このあと、彼は生まれてはじめての温泉に入りました。感動していました。

そのあと、家族みんなで夕食を食べて(ラーメンと餃子)次の日僕は友人の結婚式で東京に行くことになったのですが、

その日は、うちの庭や、盆久楽会員さんの庭、松畑、親父の新木作りをみていただいたそうです。その夜もみんなで温泉へいったとのこと。(人生2度目の温泉)

そして、その夜、僕が仲間と3次会で飲んでいると電話が。

母親からで「明日ルイスさんと親父と、佐藤さん(盆久楽会の会員さん)の3人で日暮し見に行くことになったから」

どうやらその夜、盆久楽会の会員さんや僕の家族と食事中に、勢いで親父と佐藤さんが盛り上がって、急遽日暮し行きが決定したそうです。

そんなノリでいけるほど安全な道じゃないのですが、とほほ。

まぁ、気をつけてと念を押して、またお酒を飲みなおしました。

次の日、東京から帰ってみると、まだ山から帰っておらず少し不安が。

けれど、夕方4時頃に帰ってくると3人からはほのかに卵のにおい。

どうやら今日も下山して温泉に入ってきたそうです(人生3度目の温泉)。

そして、肝心の日暮しは、去年よりも雪が多く、樹幹部が親父の身長ほどしかなかったそうです。

登山自体も二日酔いのおじさんふたりを尻目に、ルイスさんは日本語で「スバラシイ!」を連発しながら、吾妻山の自然樹にシャッターを押し続け、遅れても走って追いついたとの事。

そりゃ、モンブランで命がけのスキーガイド(毎年のように同僚が滑落やなだれで命を落としているそうです)やってるくらいですから、彼に言わせて見れば「Easy」だということでした。

ヨーロッパの山には、吾妻山にみられるような、根がむき出しになった根上がりや、枝が一歩方向に何メートルも流れている吹流しのような樹形は見られないそうです。

ですから、吾妻山の自然に大変感激していました。

そしてその夜も家族や近所の皆さんと一緒に田舎飯。

ここに来るまでは、コンビニ弁当とカップめんが殆ど。

僕たちは今が旬の山菜や煮物など、当たり前のローカルフード。

けど、それが返ってうれしかったみたいです。

彼曰く「東京は外人ばかりだけど、ここは誰も外人がいない。Really Japan」ということでした。

ここまで「だそうです」連発には理由があって、僕たちのコミュニケーションは、辞書とフランスの地図と絵、擬音とジェスチャーが殆どで、だれもまともな英語を使える人がいなかったからです。

けど、通訳の方がいなかったおかげで(失礼かもしれませんが)、こちらも相手の目を見て、本気で会話をしようとしたし、相手も英語のレベルを下げながら一生懸命説明してくれました。

僕たち家族も初めて外人さんと英語で話すことが「楽しい」と心から実感しました。

大切なのは正確な英語ではなくて、相手と話したいという気持ちなんだなと思いました。

そして、彼も突然やってきた見ず知らずのフランス人に、英語も話せないのに、やたら面倒を見たがる人ばかりで、かなり驚いていました。

けれど、僕たちからすれば、こんな何も無い田舎にわざわざフランスから来てくれたことにとても感激したし(しかもたった一人で。)、何か1つでも思い出を作っていって欲しいと思ったわけですから、何も特別なことをしたとは思っていないのです。

最終日、みんなからのお土産で、両手がふさがってしまった彼が、別れ際に言ってくれました。

「Never forget」

駅まで送る車の中で涙をぬぐう彼の姿に、僕も今回の素敵な出会いがこれで終わってしまうのかと思うと、今にも泣きそうになりましたが、そこは田舎流に笑顔で見送りました。

家に帰って思わずお袋に「俺たち、やりすぎたかな?」といったら、

「今出来ることをやっただけだ。」といいました。

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夏は極楽

夏も盛りに咲く花で、蓮があります。

我が家も、埼玉の住職さんから分けてもらった蓮がキッカケで、それを育てるようになり、

今や我が家の庭の夏の主役になりました。

その蓮ですが、水がめなどに植えて育てる場合、定期的に植替えをしないと、花が咲かなくなってしまいます。

毎年植え替えてもいいのですが、我が家の蓮は2年ぶりの植替えになりました。

006 不気味な泥の塊。この中に蓮の根が埋まっています。

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ごろんとひっくり返すと、泥と根の塊が出てきます、白い部分は根です。

020 そこにぶつかった根が、そのまま縁を、円を描くように育つため、根が瓶の形になっています。

009この黒くなった根は死んでしまった根です。

011白い根を三節ぐらいずつ切っていきます。

根も太くならないと、花芽が上がってきません。今一番伸びてる芽は、水面に浮かぶ浮き草の芽で、その下に太くしっかりとした蓮の葉芽が準備されています。

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解体されてぐちゃぐちゃに。見た目はかなり猟奇的。根は大抵外側だけで、内側は、古い泥の塊です。

004植える用土は、荒木田土。ようは田んぼの土です。ケト土でもいいそうです。

016瓶の半分ほど土を入れ、そのうえにレンコンを並べます。

018根が隠れるくらい覆土して、水を入れたら完了です。用土に肥料としてトンピを混ぜています。

ちなみに古い土は、まったくヘドロのにおいがしません。

どうやら、蓮の根には浄化作用があるらしく、土が腐らないそうです。

夏も蓮の瓶には殆どボウフラがわきません。

さすが自然の力はすごいです。

ただし、このレンコンは食用ではないので食べてもおいしくないそうです。

Dsc02450去年咲いた赤い蓮です。

今年の夏、また庭が極楽へと生まれ変わります。

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借家ガーデン

僕が今住んでいる平屋借家。

築40年経た、ちょっとだけ古い家です。

お風呂にシャワーが無いくらいで、住めば都の快適な住まい。

しかも恵まれたことに、家の前に庭らしきものがあります。

住み始めた時は、膝丈ほどの草に覆われていたのですが、せっせと草取りして、その後少しずつ植栽をはじめました。

素材の殆どが、持ち崩した苔玉や山野草の寄せうえで、その後は自分で種や球根を買ってきて、次第に数を増やしていきました。

今では畳二枚分ほどのスペースに60種類ほどの植物が密集する「無題」な庭ができあがりつつあります。

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我が家の春を告げるタイツリソウの紅白です。

Img_0750_2去年の秋に植えたチューリップ。

本当はピンクと白のラインを狙ったのですが、白のほうが成長が早く、うまくいきませんでした。球根ものははじめてのチャレンジだったので、まだまだ勉強が必要です。

奥の菜の花は、隣のお家の庭が荒れているので、境をはっきりさせたくて蒔きました。

良く見ると敷地の外側にまいているのですが、細かいことは気にしない、気にしない。

ここからは、去年の写真です。

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二番花、白雪けし。今年も花芽が上がってきました。

Dsc02334カモミールです。これは種でやたら増えます。フレッシュカモミールティー、うまいです。

Dsc02400去年はルピナス植えました。

洋物でも、色を選ぶと派手さが和らぎます。

Dsc02402柏葉アジサイです。丈夫な種です。秋は葉が赤く紅葉します。

Dsc02405なでしこ

Dsc02445みそはぎです。

Dsc02448こちらはタチアオイ。

Img_0450 去年は赤いひまわりを蒔きました。今年は白いひまわりを蒔く予定でいます。

Img_0443 去年の夏の様子。手前にエキナセアが見えます。

118 秋のサクラたで。

119大輪のモミジアオイ。今年は芽が出てこないので、もしかした根が枯れたのかも。とても残念です。

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秋といえばホトトギス。白花は清楚。これに付く毛虫はかなりど派手なグロテスク毛虫です。

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種で増える斑入りの露草。

紹介したい花はまだまだありますが、それは今年の分で紹介したいと思います。

この庭のおかげで、近所の方から声をかけていただいて、コミュニケーションにも役立っています。

手入れは仕事前の早朝か、仕事終わり。夜に部屋から漏れる明かりで、草むしりしたりしています。

けど、借家なのでいずれ実家に戻るときには、庭も更地に戻さなくちゃいけません。

それでも、この小さな庭に愛情を注ぐのは、まさに「癒し」です。

「盆栽やってるのに癒されないの?」って言われそうですが、そうではなくて生活から植物を切り離せないということです。

家に帰って、朝咲いていなかった花が咲いて出迎えてくれる。

土の中からあがってくる新芽に、いちいち興奮しながら草むしりをしていると楽しいのです。

この1日1日の出会いに感動しています。

ついでに、よめさんとのコミュニケーションに抜群の効果を発揮しています。

ふたりで夕方に咲いた花を見ながら、あれだこれだと話が弾みます。

冬には「今年はあれを植えたい、これを蒔こう」と一年中話題は尽きません。

非常にアナログな媒体ですが、精神はますます豊かになっていくばかりです。

盆栽の話について来れないよめさんでも、花を通じて家族と話題が生まれます。

そんなことで、ますます僕の庭いじりは熱が入るのです。

世の中からインターネットが無くなったらどうしますか?

僕だったら隣同士、道と道を花で繋ぎます。

 

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