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もちろん今年も蒔きました。

五葉松の種、もちろん今年も蒔きました。

今年は例年以上に数が少なかったのですが、選んだ種は、非常に葉性のいい親木から厳選していますから、発芽が楽しみです。

種蒔きの様子は昨年のブログで→

それで今年は、2月にきたフランスのルイスからのプレゼントで、アルプスやモンブランの高山帯に自生する松の種をまきました。

002

名前は、ピヌス・アンチナタ(Pinus uncinata)。

むこうのネイティブでは「う○んちなた」と聞こえるのですが、日本人的にアンチナタと呼ばせていただくことにしました。

ルイスが言うには、福島で五葉松から葉性の良し悪しを教わって、ヨーロッパの松を見てみると、やはり葉性の良し悪しがあることがわかったそうで、彼の仕事柄高い山に行くことが多いので、そこから葉性の良い固体種を選抜して種を採取したそうです。

008 採取場所は2箇所。

アルプスとモンブランの麓の町シャモニです。

ぼんさいや的に言えば、「アルプスアンチナタ」と、「モンブランアンチナタ」でしょうか。

今からどんなふうに芽が吹くか楽しみでなりません。

ちなみに黒松系や赤松系は、種が乾燥しても大概は発芽するのですが、五葉松は一度完全に乾燥してしまうと発芽率はかなり落ちてしまいます。

我が家から種を購入した方はご存知かと思いますが、冬の間、乾燥させないように管理しないといけないので、種の販売の時期がごく限られているというわけです。

乾燥している五葉松の種は買うな。と言っておきます。発芽率がかなり低いです。

というわけで、次の100年のスタートを切りました。

今年の大震災や原発事故の今後、僕たちの子供たちや孫の時代を、僕たちの代わりに見続けてくれることを祈りながら、大切に育てていきたいと思います。

そしてこの苗木たちがまた福島や全国、世界に旅立つ日の事を夢に描いています。

009 去年から、大きな素材あった山の畑の斜面に桜を植えています。

娘が大人になる頃には、我が家の花見山ができてるはずです。

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「盆栽」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪

広がってますね~~!
福島からヨーロッパアルプス、モンブラン!
私までわくわくします。


阿部君のブログをのぞく度、
平常心、いつも通りの大切さを感じています。
心配不安は確かにある訳ですが
そうあるように私も心がけます。

花見山、私もたのしみだわ!cherryblossomcherryblossom
腰曲がってもお花見に行きます!

投稿: さぼてんママ | 2011年4月24日 (日) 15時25分

さぼママさん

僕はもしかしたら危機感が足りないのかもしれないけど、

過去の災害でもやはり、そこに住み続けた人がその土地の未来を作っていくのだと思います。

故郷を奪われた仲間たちの気持ちに応えるためにも、僕たちが出来る限り自分たちの故郷で普通の暮らしをし続けるのも、大事なことだと思っています。

事態が落ち着いたら、ぜひまた福島に遊びにいらしてくださいね。

投稿: ちどり | 2011年4月24日 (日) 21時35分

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