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NHkカルチャーセンターさんで苔玉教室でした。(話はそれていきます。)

先月27日、NHKカルチャーセンターさんで、苔玉教室をさせていただきました。

おかげさまで春の講座が終わり、夏も継続して行うことができました。

027 今回は涼しげにヘンリーヅタを持って行きました。

みなさん素敵に組み合わせて作っていました。

030

こちらは生徒さんの作品です。

こうやって奔放な枝のままに飾っても涼しげですね。

秋になると真っ赤に紅葉するので、楽しみです。

028こちらも生徒さんの作品です。

長いツルは、そのままにしてもいいし、垂らしてもいい。

飾り方は、それぞれのアイデアです。

013ちなみにこちらは佐久間邸で飾った夏ヅタの苔玉。

同じツタと言っても、形の違いで表現は様々ですね。

よく上手に作る、というお言葉を頂きます。

とても光栄で、大変うれしいです。

ですが、実際には、素材選びが非常に大事でして、針金で矯正したりしない苔玉に関して言えば、特に、素材選びの段階で、苔玉の良し悪しは決まってしまうものです。

センスの在る無しをいってしまえば、みなさんそれぞれに感性があり、センスが無いというのは実際には無いわけで、

ただ、大事なことは自分の心が揺さぶられたものを、とにかく「真似る」ということです。

「真似る」というのは、何と何を組み合わせているか、だけでなく、どのように組み合わせているか、など細部を見るということです。

僕も良いと思ったものを「真似る」ことを一番に優先しています。

それじゃぁ、個性が無いとか、あえて違ったことを考えなくてはいけない、とか言われることがあります。

残念ながら、個性というものは意識できるものではありませんし、あえて違ったものとは、他の違ったものに属したに過ぎず、自分自身は元の自分のままということもあります。

個性とは、自分の体で出来ることであり、違いとは、完璧に近づけない自分と完璧な自分との差です。

ですから、自分の心が動いたものを、正直に「真似て」いれば、望まなくても個性的になっていくものだと信じています。

まして、選ぶ素材が自然ですから、個性は避けて通ることができません。

逆に言えば、全く同じものを作ろうという意識は、自然に対してもう少し謙虚になりましょうと、言いたくなってしまいます。

今回教室で皆さんが選んだ素材は僕がデモンストレーションで選んだ素材と一緒でしたが、それぞれが個性的に輝いていました。

ならんだ苔玉を眺めていると、うれしくて仕方ありません。

講師のクセにデジカメで写真を撮ってるんですから、アホンダラとは僕のことでしょうね。

ちなみに、今月の24日は山野草の寄せ植え教室です。

一回ずつの募集ですので、ご興味あるかたは是非ご参加ください。

よろしくお願いします。

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