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朝寝坊のセミ

003大概のセミは、夕方出てきて、朝には羽を広げて飛んでいくもんです。

こいつはお昼すぎてもこんな感じでした。

その後なんとかトラブルもなく、ちゃんとどっかに飛んでいきました。

7年ぶりに土から出てきて見た世界は、どんな風に映ったんでしょうね。

あの地震のとき、ビックリしたのかな。

そういえば、津波に飲まれた地域ではセミは這い出してこれたのでしょうか。

モグラもミミズもどうなってしまったのでしょうか。

僕らが普段気にも留めない生き物たちが、知らない間に姿を消してしまうことは、あまり僕らに関係ないことかもしれません。

ところが、その環境に住み着いている生き物は、だれも名前がわからなくても、誰の目にも見えないくらい小さくても、僕らと同じ世界を生きているには変わりなく、

意味はなくても、必要があってそこに住み続けているのだと思います。

どんなに科学が進んでも、どこからかやってきた遺伝子繋ぎ合わせて虫を作ることなんて出来ないじゃないですか。

それは人間だって似ているとことがあると思います。

考えられないくらい田舎でひっそりと暮らしている人だって、誰にも理解されない精神を抱えている人だって、いなくてはいけないんだと思います。

いまは世の中が混乱していて、自分を信じることが出来ないときかもしれません。

正しさとは、情報の正しさとは違います。

それは自分自身の中にある、ただ1つの正義です。

だから正しさの数は八百万あって、善意の数は70億以上あってもいいんだと思います。

選べないんだったら、まだまだ自分の精神が未熟なんだと受け入れるしかないんです。

人と違う正義を持つということは、覚悟と勇気を必要とします。

そして何より、孤独や影をうんと豊かにしておくということです。

「望みとは何か?よいとはどういうことか、わかっておられるのですか?」(「はてしない物語」ミヒャエル・エンデ)

自分の正義がわからないうちに、他人の正義に乗っかるくらいなら、

たとえクソッタレな世の中だとしても、一度黙って(潜って)精一杯生活してみることが僕にとっては必要なんだと、そう感じるこのごろであります。

七年後に見る世界は、どうなんでしょうか、美しいんでしょうか。

たとえ世界が変わらなくても、その時は自信をもって蛹から、かえりたいものです。

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