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週末、ぼんさいや「あべ」冥利。

今週末は、Tesi-got市場、空カフェマーケットと、イベントに続けて参加させていただきました。

006これはtesi-got市場、

011これは空カフェ。

どちらも開店前の写真です。

おかげさまで、沢山の出会いの機会を頂きました。

盆栽仕事だけでは普段出会えないような人たちと盆栽を通じてお話できるのは、とてもうれしいことです。

この刺激を受けて、また仕事に対する熱意がモリモリと沸いてきます。

どんなに年を重ねても続けることが必要なのは、出会いなのかもしれませんね。

「社会の成長のエネルギーというものは、老若男女あらゆる人間が交じり合うことで、初めてうまれるのです。」(日野原重明)

今年は例年とは比較にならないくらい、イベントを含め外に出させてもらいました。

暗いニュースが飛び交う毎日でしたが、

これからも、どんなに悩んでも、未来が見えなくても、目指す着地点は常に心に決めて、しっかりと前を向いていきたいとおもいます。

さぁ、もう来年の準備は始めなくてはいけません。

よし、思い切り、深呼吸。

はじめ!

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明日、年内最後の空カフェです。

今日は、Tesi-got市場、楽しかったです。

沢山の出会いがあり、とても感謝しています。

スタッフの皆さん、おきゃくさん、ありがとうございました。

ところで、明日、空カフェマーケットに参加してきます。

年内最後のマーケット、楽しみです。

もちろん、明日は明日で、今日とは違う作品をもっていきます。

ちなみに、今年のイベント参加も明日で最後になると思います。

みなさんお待ちしています。

ぜひ遊びにいらしてください。

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明日から福島市盆栽展

明日から、福島市の盆栽展が始まります。

場所は、吾妻学習センター分館です。

時間は9時から16時になります。

ところで、市の盆栽展は街中の市民会館で行われていましたが、震災の影響で今年は学習センター分館で行われることになりました。

ここは、盆久楽展の会場と一緒になります。

親父と僕も出展してますので、ぜひ足を運んでください。

よろしくお願いします。

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あづま Teshi-got 市場 に出店します。

今週末、29日にあずま総合運動公園のイチョウ並木で行われるTeshi-got市場に、ぼんさいや「あべ」として出店させていただくことになりました。

案内はこちら→

当日は苔玉のワークショップも準備しています。

飛び込みでも参加できますので、興味のある方はぜひチャレンジしてください。

当日お会いできることを楽しみにしております。

それではよろしくお願いします!

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アサギマダラとかぼちゃのランプ

毎年展示会の時期になると、空がきになります。

それっていうのは、毎年来ているアサギマダラのこと。

去年で3年連続で我が家に遊びにきてくれてますが、今年は来てくれるかいつも気がかりになります。

しかし、不思議なものです。

そういった意識で庭を眺めていると、何故かアサギマダラは僕の目の前に現れます。

5 今年の固体は、羽に傷がありましたが、相変わらずその姿は美しい。

31にもなって、ヒラヒラと空を舞う蝶々を追いかけて庭を走りました。

これが、美の虜になるってことなのかもしれません。

4年前は、グランデコのナンバリングが羽にしてありましたが、それからはナンバリング無しの固体が飛来します。

おそらくこの系統は、旅の途中、ぼんさいや「あべ」に立ち寄るということが遺伝子のプログラムに組み込まれつつあるのかもしれません。

なんて、なんて素敵なんでしょう。

そして姿を見るのは何故か、一日だけ。

その一日に出会えるという、奇跡の連続。

考えただけでも脳みそがとろけそうな喜びが湧いてきます。

僕は今、福島の現状を話しました。

このアサギマダラという奄美の島まで旅する美しい蝶が、放射能が降ったこの福島にまた戻ってきた。

空気は汚れたか?土は死んだか?

少なくともこの蝶は、我が家の庭のフジバカマを求めて、また戻ってきました。

これを見て、ここに住む僕の心は救われました。

偽りのない今の福島で起きた現実であります。

そして、空が気になるといえば、今夜は空カフェさんでゆうがたカフェでした。

僕も自宅の庭で夜のイベントを考えていまして、参考になるんじゃないかと、興味深々です。

011

大きなかぼちゃをくり貫いたランタンです。これが夜になると・・・。

017 中に入れた灯がともり、とてもかわいいランプの出来上がりです。

これ、子供喜ぶよなー。見てるだけで楽しい気持ちになります。

015 こんな大きなかぼちゃ作るのも大変だけど、つくり甲斐はありますね。

このかぼちゃランプは僕の子供に見せたいですね。

来年は、娘や姪っ子も連れてきて、喜んでもらいたいなって思いました。

013 お店の中は蜜蝋で作ったランタンです。

蜜蝋を通して淡くもれる灯が心地よかったです。

山の中で、やさしい灯りに心が和む。

本来、灯りってのは、それだけで幸せな気持ちになるものなのですね。

せっかく明るい電気に照らされても、果たして本当に美味しいって思える晩御飯を食べてる人がどれだけいるのでしょう。

もう明るいだけじゃ、人は満足できないのですね。

僕らの欲の深さを、改めて感じました。

当たり前に感謝するというのは、いつの時代でも大切なことなのかもしれません。

009本日は苔玉のワークッショプを隣の和室でさせていただきました。

素敵な出会いもあり、とても有意義な時間でした。

空カフェさん、ありがとうございました。

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盆久楽展、ぼんさいや「あべ」編

毎年の恒例になっていますが、会場ではお客さんにお茶を飲んでいただいたり、休んでいただく場所がないため、沢山のお客さんが我が家に足を運んで、ゆっくりとお休みいただいています。

そこで、自宅の座敷を開放して、山野草の寄植えを中心に飾ります。

167

玄関はもみじの苔玉でお出迎えです。

123座敷飾りで秋を存分に楽しんでいただきました。

125こちらは斑入りノブドウです。

瑠璃色の実が、なんとも言えず上品です。

127ニシキギの寄せ植え。

黄色い花のアキノキリンソウは、毎年展示会シーズンの名わき役です。

右にある細葉の花は、サワジロギクといって、おしゃれな姿をしています。

126 床の間には梅花つつじの寄せ植えです。

照り葉に淡い紅葉。足元のクラマシダやタガネソウ、アシズリノジギクの黄色、キジムシロの赤と、秋を贅沢に感じることの出来る一鉢になりました。

153 年に一度、盆久楽展のときだけ飾る小屋です。

冬場は、盆栽の保護室になりますので、盆栽でビッチリになります。

本当はもっと活かしたい小屋なのですが、今のところこの3日間限定になっています。159窓際には苔玉を並べてみました。

光が差し込んでとてもきれいでした。

145こちらは接木で10年ほど経った根上がりの五葉松。

ようやく鉢に植え替えてのお披露目でした。

144こちらも同級生。

台木の年数も考えると15年は経っているわけです。

138秋らしく梨を飾りました。

秋は実物が多く、実姿に癒されます。

今回の展示会では、来場された方の多くが、地震や原発の影響で、大変な思いをされていました。

毎年当たり前のように来ていたののに、もう来ることのない人。

無事の便りを運んでくる人。

故郷に戻れない人。

盆栽をほとんど落とされてしまった人、津波に流された人。

そういった沢山のお話を聞かせていただきました。

そしてまた、笑顔で帰っていく皆さんに、とても励まされました。

僕らは政治家でも、科学者でも、医者でもありません。

僕らは盆栽を作ることくらいしか出来ません。

そんな僕らでも、少しでも今回の展示会で、みなさんの笑顔を見れたことが、どれほどうれしかったかわかりません。

空間有美と五葉松の実生が、ここ福島の文化として、これからも沢山の魂を美しくしていくことができればいいなと、感じました。

意義のある3日間でした。

ありがとうございました。

170

展示会期中、お茶の間の一風景より。

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ゆうがたカフェで、苔玉教室!と会場編②

10月14日、いつもマーケットではお世話になっています空カフェさんで、苔玉教室を開催します。

詳細はこちら→

苔玉を作った後、飾って、お茶しながら、のんびりするってのもいいですね。

ご興味がある方は、ぜひ参加よろしくお願いします。

手ぶらで参加できますが、汚れてもいい服装でどうぞ。

というわけで、盆久楽展のレポートの続きです。

例年通りですと、和室は会員さんの個展会場なのですが、やはり様々な事情でどうしても個展が出来ない年があります。

今年もそうでして、和室は会員さんの持ち寄りで飾ることになりました。

200

和室はホールと異なり、小ぶりなものやあっさりしたものが中心でした。

写真は赤松です。

203小さくても迫力満点の根上がり。

206 80歳を超えた会員さんの盆栽。

今でも針金掛けから整姿までこなす、スーパーな愛盆家さんです。

205 こちらは会員さん創作の石付の赤松です。

持ち込んで苔むしてくると、自然の風情が出ていいものです。

207この樹は親父の出展。

昭和30年ごろの白黒の写真では、細い双幹でした。足元から出ていた子供が枯れたのは随分昔の話らしく、いまも立ち上がりの後ろにあるジンで面影をみることが出来ます。

210これは実生45年生の樹です。

立ち上がりのシャリに特徴があります。

樹幹がもっと成長すると、まだまだ面白くなると思います。

眺めていて飽きない樹というのは、これからも成長が楽しみな樹という要素をもっているのかもしれませんね。

212

これは僕の出展です。

帰ってきた最初の年の冬に、正面の棚場の樹で、初めて剪定から針金を掛けさせてもらった一鉢で、思い出深い樹です。

去年、出展予定でしたが、展示品のバランスを考えて、断念しました。

僕は以前から株立ち大好きを公言しているので、出展がかなってうれしかったです。

214 今回の展示会で一際目を引いたのは、この盆栽でした。

大きな流木に、野山の草花と五葉松を寄せた大作です。

会員さんと親父の合作で、7年ほど経つそうです。

中々作があがらなかったので、今年は我が家で預かって、集中的に培養に専念して、ついに念願の出展となりました。

「格より入って、格より出る。」

というと、おこがましい表現ですが、こういった自由な発想で盆栽を作るのも、いいものだと思います。

しかも会員さんは女性の方です。

親父の感性と女性の器量なしでは完成しなかった作品かもしれませんね。

見に来て頂いた方の、感動を誘っていました。

うれしいですねぇ・・・、うれしいですねぇ。

というわけで、会場は毎年のように「空間有美」の世界で、とてもワイルドでした。

そして、次回は会場の雰囲気とは異なる我が家の飾り(盆久楽展バージョン)を紹介します。

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盆久楽展、沢山の来場者!ありがとうございます!!会場編①

連休中、吾妻学習センター分館さんで開催されました、盆久楽会の盆久楽展、おかげさまで大盛況でした。

今年は震災の年ということもあり、亡くなった方や避難されている方もいますし、県外からのお客さんも少ないんじゃないかと、色々と考えてしまいましたが、

実際開催してみると、例年と同じくらい沢山のお客さんが来場してくださいました。

3日間で、606名。

まさに大盛況、大成功でした。

展示会に来てくださる方の盆栽歴や、盆栽観まで1人1人私たちが判断できないし、するべきじゃないですから、やはり沢山の方に、私たちの盆栽を見ていただくということは、それだけ可能性が広がると考えていますので、

展示会の来場者の数は、僕自身こだわっていきたいところだと思っています。

ですから、今年に限っては例年通りというのが、どれほど有難いかわかりません。

盆栽が、空間有美の表現が、五葉松が今の世の中に必要とされていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

それでは、会場に展示された作品をいくつか紹介したいと思います。

171 これはうちの親父の出展です。

もともとは近所の方が雨乞いのために吾妻山に登った時に頂いてきた実生苗を庭のバケツに入れていたら、底を破って大きく成長したという面白い盆栽です。

同級生の曾おじいさんの話なのですが、同級生の親父さんが柿の木の柿を取るときに、足をかけていたそうです。

それが縁あって盆栽になり、今の姿があります。

盆栽の「歴史」とは、その木その木の歴史なんだと、感じさせてくれる一本です。

179 実生45年の盆栽です。

飯舘村の公民館にいた中村さんの盆栽です。

盆栽になって10数年ですが、だいぶ時代がついてきました。まだまだ将来が楽しみな樹です。

175 こちらは栃木の会員さんの盆栽です。実生で中村さんの盆栽と同級生です。

写真ではわかりづらいですが、立ち上がりのシャリに面白みがあります。

173

こちらは一関の会員さんの盆栽です。

取り木です。

一関は本震より余震のほうが被害があったそうで、こちらの会員さんも盆栽がほとんど落とされて随分痛んでしまったそうです。

この樹も鉢が割れて、植え替えをした樹です。

それでも今回は「阿部さんちのおかげで、盆栽を楽しませてもらってきたから、私は盆久楽展出させていただきます。」と言って、出展してくださいました。

183

この樹も実生45年生です。

この樹は、盆養たった3年です。

僕が帰ってきた年の冬に新木作りをして、その後会員さんにもっていただきました。

42年畑で過ごして、いきなりの展示会デビュー。

確かに盆栽としては若いという見方をする人もいます。

けど、古さは丹精の結果であり、古くなければ盆栽じゃないなんて言葉は、丹精を認めているようで、今現在の丹精を受け入れていないことの表れに過ぎません。

この樹が、今後展示会でその丹精の結果を表してくれることを切に祈ります。

184

こちらも実生で40年を迎える樹です。

下枝がなくても、枝の使い方で景色は出せます。

ようやく飾れる状態になり、うれしい限りです。

195この樹は葉性のいいものを元接ぎして育てたものです。

元接ぎなので、継いだあとはまるでわかりません。

五葉松の五葉松を接げば、後はほとんどわからなくなります。

172

赤松の文人樹です。福島も低い山では、赤松が沢山自生しています。

会員さんの中には赤松が大好きな方もいます。

あまり芽きりを多用せずに、少ない枝数でふんわりと景色を出すのが、空間有美の作風のこだわりでもあります。

187 背の高い根上がりです。

根っこの部分は、会員さんが、塩ビ管に入れて育て、少しずつ根を出して作った樹だそうです。

実生で50年以上たっています。

185こちらも実生の盆栽です。

会員さんは特に葉性のいい苗木を厳選して、盆栽に仕立てていった方が殆どです。

ですから出展される吾妻五葉松は、殆どが葉性において上質なものばかりです。

196

こういった小物も、展示のバリエーションを豊かにしてくれます。

さすが五葉松の里ということもあって、飾る盆栽も五葉松中心です。

197これは僕の出展樹です。

実生84年です。

樹高は40センチ弱です。

親子3代で手をかけた実生盆栽。

ほんとうに在り難くおもいます。感謝の一樹ですね。

次回は、和室に飾った盆栽を紹介したいと思います。

どうぞ楽しみにお持ちください。

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