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烈火の如く。

今年の11月は暖かい日が続きますね。

今日あたりから、紅葉も里まで降りてきて、山は時雨れて、今強い風が吹いています。

童謡の冬景色の世界みたいです。

ところで、紅葉も終わりを迎えたこの頃、外の環境を受けやすい盆栽たちは、なおさら葉を落として冬篭りを待つだけに思われますが、微妙な環境の違いや個体差で、今頃になって、強烈な赤を放つ木々があります。

003白木の寄せ植えです。

黄色い花はアキノキリンソウです。

林の中にひっそりと佇む樹種で、林内では赤く紅葉せず、目立たないのですが、しっかりと日に当てることで、燃えるような赤に染まります。

006こちらは、園芸種のモミジで、「琴の糸」といいます。

青枝垂れ系で、夏の涼を楽しむ種でしたが、思わぬ赤い火花に感動してしまいました。

お客さんから教えていただいたのですが

こちらは、あまりに日に当てずに、11月に入っても寒冷紗の下に入れておいたものです。

確かに、

雑木林の中では、大きな木々が落葉したあとに、ようやく日が当たった背の低い木々たちが紅葉し始めます。

それと同じで、日に当てるタイミングをずっと遅くすると、この時期に一気に赤く染まります。

どうしたって自然を観察している人には敵いません。

その代わり、紅葉の期間は短く、室内に入れるとすぐに乾燥してチリチリの葉になってしまうのです。

一瞬の赤い閃光。

紅葉するという自然の現象も、盆栽になると、我々人間のアイデア次第でマダマダ楽しみ方があります。

あー、秋の深まりと盆栽の深まり。

贅沢な瞬間です。

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