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国風展にいってきました。

国風展に行ってきました。

盆栽の愛好家さんにとっては、夢の舞台ですね。

僕たちにとっても丹精のこもった盆栽を一度に沢山見れるとても有意義な展示会です。

去年と今年は都立美術館の改修で浅草の産業貿易センターに場所をうつしての開催でした。

来年は都立美術館にもどるそうで、やはり歴史のある展示会ですから、もとの場所でできるのはいいことですね。

展示会に行くと、僕なりに見てるポイントは、根張り、たちあがり、正面、コケ順、枝順を、足元からずっと追ってみていきます。

同じように見える樹でも、違いを見つけるという気持ちで見ています。

展示品の前で頭をひっくり返して、頭の先まで幹や枝がどうやって出ているか、コケているかを見てます。あとは裏側を見たり、鉢合わせ、卓あわせは後で記念帳でチェックしています。

写真ではわからない部分は特に現場でしっかり見ておきたいのです。

迷惑な見方なのか、隣で見ていた海外の人が僕のことをみて笑っていました。

ただ、盆栽は同じ樹種、樹形、大きさ、年代の中の小さな違いを見抜くことがとても大事なので、少しでも目を養おうと思えば、僕みたいな若造が、格好のいい鑑賞の仕方などにこだわってはいられないと思います。

樹によっては愛盆家さんの棚に入って、めったに出てこない名木中の名木といわれるものがあります。

そんな樹が、世界中の誰だって拝観料さえ払えば、もう匂いを感じるくらい近くで見ることができる、最高の機会が国風展だと思います。

国風展に関して、色々な見方、考え方があろうとも、それは人の問題で樹の問題でありません。

どんな時代、どんな人も受け入れてくれるから、盆栽は脈々と受け継がれていくのですから、やはり何十年と丹精され続けてきた盆栽との一期一会を大切にしたいものです。

その後、売店をみて、親方のところにお邪魔して、夜は沢山お話をさせていただきました。

出来の悪い弟子ですが、親方の愛情を感じて帰ってきました。

国風展がおわると、なんだか気持ちは春にぐっと近づきます。

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