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殺菌剤、間に合ったぁー。

梅雨入りも目前になると気になるのが、病気の繁殖です。

何もしないでも健康な盆栽は病気になんか負けないのですが、考えてみれば森の中の一本と違って、青いお空に丸出しなわけで、そりゃぁ、虫だの菌だののカッコウの餌食なわけですよね。

というわけで、我が家の庭でも、6月に入ると菌の繁殖を抑えるために殺菌剤をまき始めます。

なんだかカラッとした天気から、動くとじめっとした天気になって、やたら蟻が活動的になったりすると、僕も落ち着かなくなります。

ちなみに、病気が出やすい、うつりやすいものを経験的にお話ししますと、

1、畑からあげて、畑の土を落として植え替えたもの。

2、強剪定したもの。

3、春遅くに植え替えしたもの。

4、強く枝をまげて整姿したもの。

5、肥料が足りないもの。がれているもの。

6、冬の間、寒風にさらされたもの。

といった感じになります。

もちろんこれは相対的なお話で、こういったものが必ず病気になるとは限りません。

たとえば品種ものでいえば、病気にかかりやすいものがあるように、環境+生まれ持った性質も関係するというわけです。

病気が出てしまったものは、その葉っぱからまた移りますから、隔離して、清潔に掃除して、

予防の殺菌剤を散布して様子を見るといいです。

消毒剤を嫌う人がいますが(アレルギーとか持っている場合は除きますが)、病気を一度止めるためには大切なことだと思います。

薬に頼らなければいけないほど体力が落ちているわけですから、一度重症化する前に対処して、その後、しっかりと予防を心がけることで、また、病気に負けない体力がついてきます。

五葉松は肥料と水を少なめにするといいますが、特に古木になれば、しっかりと肥料を効かせて、水もあまり辛くしないほうが、かえって具合がいいみたいです。

ただ、勢いがついた後で、しっかりと枝を剪定して軽く維持しないから、枝がごつくなったり、病気にかかりやすいメタボ状態になってしまうわけで、

そういった日々の剪定も、健康維持にちゃんとかかわっているわけです。

古木の古木感といいますが、山に行って今にも枯れそうな古木を見ると、率直にかわいそうな気持になります。だって自然を眺めていても、眺めている僕らは人間ですもの。

病院にいって、病気で痩せ細った老人を見て、感動している人がいたら悪趣味じゃないですか。

古木といっても、やはり枝葉は若々しく保てていなければ、感動には結びつかないと思います。

幹はバリバリに荒れていても、枝先は若々しい枝で作っていくことが培養管理の理想かもしれません。

話はそれてしまいましたが、そういうわけで、葉っぱに直接病変が出てしまう病気は、できる限り予防していきたいわけです。

というわけで、殺菌剤のタイミングですが、長い時間降り続けるような雨の日に胞子が広がっていくので、雨の降る前の日に散布できれば理想なわけです。

そしたら、明日から雨だっていうんで、今日の夕方に何とか散布をして間に合わせました。

頭の上からだけでなく、下からや、鉢上、棚上、棚下としっかりと行います。

あとは、これを秋口まで一月離さないくらいの期間で行えば、だいぶ病気は減ると思います。

みなさん、病気に負けない盆栽づくり、これは面白いですよー。

明日の雨さん、降ってこいやー!

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