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あと2回寝るとお正月ですね。

今年もあと少しで終わりますね。

今日は仕事場の大掃除をしました。

ふと最近、僕は思うんです。

しみじみ親からもらったこの体が、個性そのものだって。

自分の頭の中で考えたことなんて、明日ひっくり返っても、何にもおかしくないって。

だって、みんな本当は自分の言葉を誰かと分かち合いたいと思っている。

どんなに美しい夕焼けを見ても、誰も太陽の大きさや形は変えることが出来ないでしょう?

太陽が赤く大地を染めるその瞬間のために、僕らは世界中を旅しなければならないし、その美しさを誰かと分かち合いたいから、大切な人と旅をしたり、写真を撮ったり、絵を書いたりするんでしょう?

僕だって同じです。

吾妻山の五葉松を、目の前にある盆栽素材を使って表現するのは、吾妻山の五葉松の美しさだったり、厳しさだったり、吾妻山の自然と関わってきたこの地域の方たちの心だったり、そういうのを大切な人たちと分かち合いたいから、盆栽をつくるんだと思います。

だからこの個性を殺してしまったら、どんなに言葉を覚えたって、どうして誰かと分かち合えるんでしょうか?

僕らの意志なんて、立場が違えば同じ物事でも全く逆さに見えてしまいます。

変わらないのは、僕らの意志ではどうにもならないものがあるってことです。

僕はそれを自然って呼びます。

そんな、どうにもならないものをどうにかしようなんて考えるより、自分が今やれることをコツコツやる。

逆に盆栽に向かって、「僕はあなたの自然を受け入れるしかない。けれども僕はあなたの体でこういった表現をしたい。」って気持ちで取り組めば、きっとそれは個性が輝く、大切な誰かと分かち合える、そんな素敵な盆栽になると信じています。

一人よがりっていう人もいますね。

確かにその通りかもしれません。いや、その通りですね。

ここで僕が言いたいのは、目の前の大切な人と感動を分かち合う。これがない人生なんてなんて空しいのでしょうか。

そして、その人が感動してる姿があって、初めて次の誰かにその感動が伝わるんだと信じているんです。

世間は僕らの孤独を埋めてなんてくれません。

本当に大事なものは何なのか。

真に、趣味を楽しむ方たちなら、きっとこの答えは出ているはずです。

それでは、良いお年を!

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近代盆栽さんで、特集が掲載されます。

明日発売の「月刊近代盆栽2013年2月号」さんで、我が家の作風の特集が掲載されます。

見る方によって様々な印象をもたれると思いますが、「こういう盆栽の作り方もあるんだ」って見ていただけると嬉しいですね。

ぜひ雑誌を読んでくださいね!

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今年最後のワークショップでした。

今日は、寒かったですね。

本当に12月か?といった感じ。

今日は一日氷点下でした。

ところで今日は年内最後の苔玉教室でした。場所はNHKカルチャーさん。

午後からだったのですが、うちの地区は雪が10センチ以上積もって道路もテカテカのアイスバーンだったのに、市街地は殆ど雪がなく道路も凍結してませんでした。

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朝、雪景色が綺麗だったので、戸を開け放って、写真を撮ってみました。

この後さらに雪が降り、風が吹き荒れて、えらいことになってしまいましたが・・・。

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NHKさんは、少人数でとてもやりがいのある教室です。

受講された方も夢中で制作中です。

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みんなで作った苔玉を並べてみました。

皿がないのもありますが、こちらのミスでして、ごめんなさい。

南天やヤブコウジ、斑入りのヒイラギなんて使って、お正月にも飾れるような作品をつくってみました。

飾ってほっこり、またお客さんをおもてなしてお客さんもほっこり。

それを見て、作った本人もまたほっこり。

そうやって和みの連鎖が続くような、楽しい苔玉ライフを送って頂けたらうれしいですね。

そういえば、数の話で申し訳ないですが、今年は初めてワークショップに参加された方が100人を超えました。

全員が満足されたかまではわかりませんが、なんとなく感慨深い気持ちです。

ワークショップその後に我が家に遊びに来ていただいたり、展示会や露店の時に声をかけてくださったり。

あれ、うれしーですね。ついつい気持ちが浮かれてしまいます。

それとは別に、ひとつひとつの出会いもまた感慨深いものになりました。

来年もまた、素敵な出会いの一つ一つに感動できるようなワークショップを作っていけるように努力していきたいなと思います。

参加されたみなさん、ありがとうございました。

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赤い雫が白く染まる。

今年も、庭の南天桐がたわわに実をつけました。

全くならない年もあるのですが、ここ数年は続けて実が成り、寂しい冬の盆栽の庭を明るく照らしてくれます。

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まぁ、今年は携帯のカメラなんですけどね。

今年初めてライトアップしようと思ったら、ライトの電球切れていて、すぐにホームセンターに買いに行ったら、なんか無性に今日中に点けてみたくて、雪がボーって降ってたんだけど、それでも点けてみたら、正解でしたね。

きれーだ。

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自然では、このたわわな赤い実が、夜、煌々と照らされることはないんだけど、人間てばやっぱり贅沢なもんで、夜にきらめく赤い実を見てみたいとか思っちゃうと、そりゃ、ライトで照らしたりして。

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盆栽も似たとこあるけど、自然の中から自分が感動した部分を、もっと、こう「ぎゅっ」としたい気持ちとか、そういうのがあって、そんで僕なんてお節介な質だから、家族とか仲間と一緒に見てみたいとか思っちゃう。

あー、今年も綺麗に実ってくれて、ありがとう。

実際さ、こういう小さな感動が、沢山あるほうが、僕はすきだなぁ。

贅沢な話でした。

ちなみに去年の写真です↓

http://philosophy-of-bonsai.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-41c5.html

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実生から出来る、自然株。

雪が積もったら出来なくなるんで、天気予報とにらめっこしながら、実生畑の仕事が続いております。

真っ直ぐな苗に針金で曲りを付けて、もう一度畑に戻す。

去年曲りを付けた苗の針金を外して、もう一度畑に戻す。

そんな中で、ごくまれに見つかる面白苗があります。

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取り木ではなく、畑で自然に株立ちになった苗です。

おそらくは根が出やすい性なんだと思います。

幹に土がかぶった状態で根が出てきてしまったんでしょう。

この自然株、取り木株と大きな違いがあって、

取り木株はカルスの部分が太りやすいですが、自然株は立ち上がりがそれほど太らないということです。

「どちらが良い」、というわけではなく、「そういった違いがある」という話です。

ですから、どちらも素材としては「欲しい」素材なわけですね。

さっそく鉢に移しました。ミニ盆栽の株立ちに仕立てるつもりです。

葉性の非常にいい苗だったのでうれしい気持ちになりました。

まぁ、ある意味ではレア素材なので、ちゃんと盆栽まで作りこみたいと思います。

こうやって苗一本一本の「違い」が見えてくると、実生の面白さは増してくると思います。

あ、ちなみに取り木の仕方は僕の手作りの冊子に載ってます。

http://philosophy-of-bonsai.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-4909.html

こちらもよろしくお願いします。

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それでも希望のタネをまく

以前、TUFのグーテンでお世話になった深谷さんが制作されたドキュメンタリーです。

TUFルポルタージュ「それでも希望のタネをまく~福島農家2年めの試練」

12月2日(日)深夜0時50分

http://www.tuf.co.jp/channel/pg.cgi?id=112&feature=plcp

みなさん見ましょう。僕は見ます。

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