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夏飾りのレポートです。

大変遅くなりましたが、夏飾りのレポートです。

今年の夏飾りは、なんと昨年の倍近いお客さんに足を運んでいただきました。

徐々にですが、このイベントが浸透しているのではないかと、正直うれしい気持ちです。

では、早速写真を掲載していきます。

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今年も、床の間には五葉松を飾りました。

実生56年です。

旧佐久間邸の床の間は、五葉松を飾るために作られたんじゃないかと思うくらい、松の緑が輝きます。

270年後に出会えた奇跡ですね。

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夏飾りには沢山の定番が登場します。これはノリウツギ。

ちなみに5年ほど前の写真は・・・、

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持ち込みでかなり花が増えましたね。

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今年は真ん中の部屋に五葉松を飾ることが出来ました。

根上り、実生47年生。

この根上のまま立上がってる姿は吾妻の自然樹そのものですね。

棚場では意外と目立たないのですが、こっそりとお気に入りの一本でもあります。

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添えに使った寄せ植えです。

我が家の寄せ植えで一つポイントとしているのが、あまり派手すぎず、華やかさもあり、といったバランスです。

山野草の専門家や、わびさびマスターの方に的を絞ってるわけではないので、見に来てくれた、出来るだけ多くの方の、心に響くように作りたいと願っています。

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風知草の根洗いです。

シックな雰囲気の土間には、華やかな縞フウチが良く映えます。

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三日月形の流木寄せです。主木はホサキナナカマド「セム」です。

こういったある意味では異形も、真面目な寄せ植えの中に入ると、かえって自然らしく見えてしまうから不思議です。

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こちらも枯れた舎利にくっつけたものです。

主木はバイカツツジ。そこにアブラツツジ、ドウダンツツジと、山のスタンダードが名を連ねています。

2年前の夏飾り、寄せたばかりで飾っています。

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時間の作意には、我々人間がどうしたってか敵わないものがあります。

僕らに出来ることは、水をかけて願い、はさみを入れて祈ることだけなのかもしれませんね。

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イワタバコ。

普段我が家の一番日陰で過ごしているから、誰にも気が付かれません。

毎年花を咲かせても、飾るまでしなかったのですが、今回思い切って飾ってみました、

深山に分け入ってこの花を見ることが出来る人は少なくても、こうして室内に飾って多くの人たちの目を楽しませてくれるんだから、いやぁ、盆栽って素敵だなぁって、思わせてくれる一鉢でした。

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今回はモミジたちも大活躍でした。

これはハウチワカエデ。

実は直前まで瓦に植えてあったものを、景色が出ないからと言って、石に付け直したんです。

意外とぼんさいや「あべ」、妥協してません。

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この山モミジも、ギリギリで枝を抜いて、飾っています。

ほんの一枝を切るか切らないかで親子ゲンカしたりするんだから、ほんとしょうも無いけど、僕たちにとっては大問題だったりするんですよね。とほほ。

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こちらは寄せ植えです。

個人的には寄せ植え、株立ちが大好きです。

一本では発揮できない個性が寄り添うことによって輝くわけですからね。

そういったスポーツやったことがある人なんて、このシチュエーションたまらないんじゃないかしらね。

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右は紅しだれです。

実は園芸店で庭木用に売られていたモノを、枝を透かして鉢に収めました。

こういった幹筋の面白いものは、積極的に盆栽にしていけるから、近所の園芸店にたまに足を運ぶのも悪くないなって思います。

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こちらは新作です。

夏飾りの代名詞、柏葉アジサイですが、今年も新作を飾りたいってことで、親子3人であーでもない、こーでもない言いながら作ったものです。

誰かが素材を見つけてきて、誰かがアイデアを出して、誰かが作る。

面白い作品が生まれるときは、大概そんな感じです。

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八房米栂の「玉盛(ぎょくせい)」です。

福島産の米栂で、盛康さんが見つけたから、ぎょくせい。

知ってる方は少ないですが、持ち込むほどに枝が細かく、かつごつくならないのが、この木の特徴です。

これは挿し木から30年くらい経っているものです。

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真柏。

ぼんさいや「あべ」で、五葉松以外を飾ると、「え!あべさんちに真柏?珍しいねぇ。」と言われます。

一応ね、ぼんさいや、なんで松柏類は一通り扱えますよ。

この舎利幹が、夏にはぴったりの清涼感ですよね。

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まだまだ紹介しきれませんが、一応ここで区切りです。

この寄せ植えは、約20種類の草木が入っています。

そこに山、そこに自然。

確かに僕らの仕事は、「かりそめ」なのかもしれません。

けど、そこで響いた感動は、本物と差異がないものでありたいと、ぼんさいや「あべ」では願っています。

この寄せ植えにはそんな願いが詰まっています。

どうか福島の自然が、にもかかわらず美しく、あって欲しいです。

今回足を運んでくださったみなさま、協力してくださった沢山の方々に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

一応5年は続ける、が目標なので来年も開催予定です。楽しみに待っていてくださいね。

最後に、風花さんが、夏飾りの様子をブログにアップしてくださっています。どうぞご覧ください→ 

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