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盆久楽展2013 ぼんさいや「あべ」編

盆久楽展会期中、我が家に足を運んでくださる愛盆家さんをおもてなすために、自宅に寄せ植えを中心に飾り付けています。

今回はその作品を紹介したいと思います。

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床の間には秋の代名詞がそろいました。

アキノキリンソウ、リンドウ、ススキを中心に寄せられています。

ちなみにリンドウとアキノキリンソウは飛び込みです。

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こちらは夏飾りでも活躍した流木の寄せ植え。斑入りのイワミツバは長く楽しめるし丈夫なので使いやすい素材です。

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ここ数年はモミジの紅葉が展示会に間に合わない年が続きます。

今年もまだ青々としたモミジを飾りました。(今現在、この鉢は紅葉し始めています。)

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ガマズミ。毎年実を成らせるのは至難の業ですが、今年はタワワに実りました。

これも秋の里山にごく普通に自生している代表選手の一つですね。

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清澄白山菊。この菊はちょうど11月ごろから咲き始めて12月まで鑑賞できます。

写真の頃はまだ蕾ですが、この洒落た立ち姿が何ともいえない雰囲気を醸し出しています。

植えこんで2年目ですが、毎年小さくなるものを、相当な肥培管理で育てました。

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左から、赤く紅葉しているのはオトコヨウゾメ。

真ん中は風鈴ガマズミ。

一番右は山モミジの寄せ植えです。

オトコヨウゾメは、実なりも可愛いし、紅葉も鮮やかですが、枝枯れを起こしやすく、肥培管理の難しい木です。

フウリンガマズミは、もともと幹が太りにくいので、文人調に仕立てやすい木でもあります。

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山モミジのおとなしい素材も、寄せ植えにすると案外飾り映えする木になります。

植えたときはさみしい感じがしても、しっかりと芽摘み葉透かしを続ければ、1,2年でも違いが出てきます。

その代り手入れを怠ると、壊れるのも早いのもモミジの特徴です。

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アメリカヅタ。一番早く紅葉するのはいつもツタたちです。

まだ色づきの浅い庭を彩ってくれる孝行者です。

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トネリコ。この種類は葉の形が似ていても種類が違うもので、おそらくはアオダモと言われるのはこの木だと思います。

この木は夏の涼しげな姿もいいですが、秋の紅葉が紫色の色づいて独特なのです。

もっと寄せ植えに取り入れていきたい樹種だと思います。

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コトネアスターのオータムファイアーです。細かな枝にはなりませんが、あまりゴツクならずに、ふんわりと仕上がるので、寄せ植えなんかにも適しています。

展示会の添えとしても石に付けたりして活躍しています。

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おもてなしの玄関。

ロウヤ柿の文人樹であっさりと秋を演出です。

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小さな鉢にも、大文字草とユキノシタ「御所車」が植えられています。

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このモミジは細幹で細かい振りと、コケ順の良さが気に入っています。

あまり枝をかっちり作らずに、この木の個性を殺さないようあっさりと仕上げていきたいと思っています。

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これはまだまだ珍しい、アメリカのツリバナマユミです。

実がイガイガしていて、とっても可愛らしい実姿です。

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この寄せ植えは、ずっと流木についていたのですが、成長と共に流木と合わなくなってきたので、外して石に寄せ植えたものです。

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バイカツツジを中心にした寄せ植えです。

まだまだ色づきまで時間がかかりそうです。(現在もまだ7割くらいです)

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角には、トチノキの苔玉を置きました。

トチノキの佇まいは何とも言えないですね。落ち着くというか、落ち着かされるというか。

こうやって様々な種類の草木を眺めて、あくまで僕や家族が感じる主観的な感情と、その表現が、

足を運んでくれる愛盆家さんの感情に触れて、美しさを分かち合えることに、最大の感動があるのではないでしょうか。

本当の感動って、世間や社会や家族ですらも入れない絶対領域だと思うんです。

その人自身が自分の感動をちゃんと好いてないと、しっかりとその感動を飲み込んで、活き活きとはできない。

それがないと満たされない思いのまま、やみくもに盆栽を買いあさったりするようになる。

評価は世間が決めるものです。盆栽も世間のものです。ステータスにもなるし、お金にも変わる。

けど、感動は自分自身の感情の問題です。簡単に他人に踏み込まれたり、受け渡しするような安い代物とはわけが違う。

だからこそ、感動を分かち合えることに、情熱を傾けるだけの価値があるんだと僕は思います。

だからこそ、出会いに感謝出来るんだと思います。

というわけで、今回盆久楽展に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

また来年も楽しみにお待ちくださいませ!

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会期中日に出た綺麗な虹、悪天候もまた悪くないものですね。

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