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僕らの心が動くとき。

先日、フランスから友人が来福してくださいました。

短い日程の中で沢山の盆栽や仕事を見ていきました。

それとは別に、何か所か近くの樹がある景色を案内しました。

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これは慈徳寺の枝垂れ桜。

お客さんとの待ち合わせまで時間があったので、一緒に行きました。

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運動公園の赤松林。

だいぶ松くい虫で枯れましたが、まだまだ景色のある木が残っています。

そして写真を撮り忘れたのですが、フルーツラインからヌル湯街道に下がると、右側の田んぼを挟んだ川沿いに、とても姿の良い赤松があります。

この木も一緒に近くまで見に行きました。

カメラにカードが入っていなかったので・・・。

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これは、駒桜。

これもカードが入っていなかったので冬の姿を撮れなかったのですが、      

この川俣の駒桜を見ながら、

簡単な英語で「僕は何時でもどこに行っても、こうやって印象に残る樹を探している」って言ったら、

「私もそうだよ。福島に来てあなた達と出会ってからは」と言ってくれました。

この時つくづく腑に落ちたことがあって、

「やっぱり共感って、体験の分かち合いだなぁ」って。

まったく違う国、年齢も文化も、何もかもが違うような人たちが、

同じ樹を見て、美しいと言葉を漏らす。

僕らは神様じゃないから、相手の心の中は分からない。

けど体験を分かち合った瞬間、やはり自分自身の人生と重なり合うというか、相手の生き方が、自分の人生に生きてくる。

相手の趣味趣向を僕がコントロールすることはもちろん出来ない。

だからこそ、奇跡が存在するし、体験の分かち合いって尊いんだなと思いました。

言葉は通じているのが不思議なくらい語学力のない僕ですが、駒桜を見て夢中に写真を撮っている彼を見て、すごい共感が生まれたし、彼のことを大切に感じました。

自分の趣味を一生懸命誰かに話すより、「お互いに何を見ているか」を知った方がはるかに、心は通うみたいです。

貴重な体験でした。

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梁川から丸森に抜ける県道沿いにある、箒立ちの赤松です。

今のところ僕の好きな赤松自然樹ではトップクラスです。

梁川に用があって行くと、大体見て帰ります。

この木の放つ優雅さ、神々しさにいつも圧倒されて帰ってきます。

まだまだ、出会ったことのない隠れた名木が世界中で僕を待っている、

僕はこの木に出会うために生まれたようなもんだ。盆栽をやっているようなもんだ。

そう想像するだけで今日一日を生きていく楽しみは尽きません。

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コメント

お久しぶりです。夜分遅くにすみません。お聞きしたいのですが、実生号はまだ販売してるんでしょうか?あと、種の販売は来年するんですか?自分は、実生から育てたいので、もし販売するのであればすごく嬉しい事です。

投稿: 山本昌寿 | 2013年12月 9日 (月) 22時33分

現在種の確保が難しく、販売は見送らせて頂いています。冊子も、当初の理念と現在と違った部分も出てきたので、作り直しているところです。こちらも、現在は販売していません。本は、うちの爺さんの本がネットで買えますので、そちらをお勧めしています。ちなみに、個人的なご質問は、メールで受け付けていますので、よろしくお願いします。

投稿: | 2013年12月16日 (月) 22時42分

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