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同い年だよ、盆久楽会。

先日、盆久楽会の新年会が飯坂温泉の旅館新亀さんで開かれました。

毎年恒例の行事で、お年を召した会員さんも、しんみりしないでパーっと大騒ぎしている楽しい新年会です。

ところで、先日、資料の整理をしていたら、「自然と盆栽」誌のコラムで、盆久楽会の発足の記事が載っていました。

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初めは、爺ちゃんの所に習いに来ていた地元の人たちが、爺ちゃんが「歳をとったから、教えるのをやめて、自分の木作りに向き合い」と言ったとき、

親父が、「このまま解散ではもったいない」からと、作ったのが盆久楽会の始まりだと聞いています。

そのあと、庭坂の内町集会場で、米栂鑑賞会を開催して、その後会場を変えて盆久楽展に発展していったという事です。

その辺の時期が、発足当初の会員さんで曖昧で、しっかりとした資料も残っていなかったので、今回偶然僕がこの記事を見つけて、ようやく盆久楽会の年齢がはっきりしました。

34年目です。

僕が生まれた年に、盆久楽会が正式に発足したことになります。

いやー、運命感じちゃいましたね。

僕は4人兄弟の末っ子ですから、考えてい見れば色んな偶然や配慮や出会いがあって、盆栽屋なんですが、

こうして記事を読んで、人生の面白さを痛感しました。

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発足当時からのメンバーである会員さん(87歳)とドジョウ掬いの図。

ドジョウ掬いは祖父の十八番でした。

こちらの会員さんと祖父でよく「壁塗り甚句」をやっていました。

今回の新年会では、僕と躍るのを楽しみにして、指折り数えていたそうです。

僕らの仕事は、盆栽も長生きなだけに、お客さんとの付き合いも世代を跨いでいきます。

そういった中で、「どういうお付き合いが出来るか?」を考えていくのも大事な仕事の一つです。

もちろん、自分自身の楽しみでもありますが。

というわけで、盆久楽会は今年も全力全開で愛盆ライフを楽しんでいきます。

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みなさん、今年一年に、幸あれ!

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久々三春の滝桜。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日久々に三春に行ってきました。

偶然出会いを頂いた三春の蕎麦屋さんに、みんなでおそば食べに行ってきました。

こちらの蕎麦屋さんは、三春の町から国道288号線(バイパスでなくて)を行くと左手にある「門前そばや」さんです。

我が家の苔玉を気に入ってくださって、店内に季節の苔玉をディスプレイしています。

三春にお立ち寄りの際はぜひ!

店内でおいしくそばを召し上がって、そのあと近くにある滝桜を見てきました。

(食べるのに夢中で、写真を撮り忘れました。子供と一緒だとさ、ねぇ・・・。)

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しかしまぁ、この時代感、尋常じゃないですよね。

重厚な雰囲気に圧倒されます。

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この前来たのは震災の年。あの時は、三春の町から3時間かけてここまでたどり着いたのに、真冬の今はあっという間に着いてしまいました。

しかも寒樹の姿は愛盆家さんにとっては、最高のシチュエーション。よだれものです。

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この木を見ていると、恐らくはある程度若木の段階から人の手というか、下草刈りなんかも含めて「手入れ」がちゃんと施されていたのかなと思います

(もちろん空いた時期もあると思いますが。)

ですから、たとえば吾妻山の日暮しの松がもつ印象のそれとは若干違いました。

日暮しは、生きるか死ぬかのギリギリのところを生きてきた緊張感がビシバシ伝わってきます。

この滝桜は、威風堂々、時代を見つめてきた落ち着きみたいなものです。

「はてしない物語」の大きな亀みたいな。

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この一本の木に毎年何万人もの人が集まる。

それってば、この樹だけでは成しえない。

この樹と800年関わってきた土地の人々の支えがあって、この樹の偉大さなんだと、樹を眺めながら、つくづく腑に落ちた思いでした。

まだまだ、世界中の人々を感動させてくださいね、滝桜さん。

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