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人生の分かれ道。

この樹は、那須、姥が平の瓢箪池ほとりにある五葉松。

素直に伸びたが樹幹部で強烈に押し潰されて、枝が竜のようにうねっています。

幹がうねりだす前とうねりだした後で、この木の周りで大きく環境が変化したのかもしれません。
...
ここまで厳しい自然の環境に耐えられるのは、この木の持って生まれた性質が影響しているのでしょう。

けれど恵まれた個性がその個性を発揮できる環境に、この木の種が偶然発芽することになった。しかも数百年も前に。

大きな環境の変化で周りの仲間たちは枯死していく中、この樹はその様相を環境に適応させながら、じっと耐えしのぎ生き続けてきた。

そして僕たち人間がその姿を「美しい」と感じる。

僕はこの木に感動できる自分自身と、
その巡り合わせに、大きく感謝の気持ちを抱きました

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那須五葉松に会いに、那須に登ってきました。

昨日、前日入りで那須の茶臼岳周辺の那須五葉松自生地へ行ってきました。

那須五葉松保存会の会長さん、副会長さん、会員さん3人様に案内していただきました。

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写真は梵天岩の五葉松。後ろに見えるのは茶臼岳。

自生地の環境の違い、五葉松の姿、性質の違い、五葉松を取り巻く人たちの環境の違い。

そして、自生地を愛する思い、五葉松を愛する思い、盆栽を愛する思い。

共通する部分と、違う部分、その両方とも、僕にとっては大きな刺激になりました。

僕は、僕の思う達成感は「感動の分かち合い」だと信じています。

この自然を見て感動する、それは僕自身の人生観そのものです。

それが違う誰かと共有できるものかどうかなんて、誰にもわからないものです。

けれど、生まれも育ちも年齢も考え方も違う誰かと、同じ景色を見て、感動できる。

この瞬間に自分自身の人生の価値が湧きあがるのではないでしょうか。

この奇跡の積み重ねが、人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

というわけで、初めにまとめてしまいましたが、少しずつ「僕が見た」那須五葉松のレポートをしていきたいと思います。

那須五葉松保存会の小川さん、高橋さん、佐藤さん、今回はありがとうございました。

お陰様で、那須五葉松も大好きになってしまいました。

これで僕の中で、那須と吾妻、二つの産地がつながりました。

みなさんの五葉松愛、自然愛に感謝申し上げます。

今回の登山で小川会長さんが仰った言葉が印象的でしたので紹介します。

「自然に感動したからと言って、みんながみんな盆栽を作れるとは限らない。

けれど、自然を見て感動しない人が作る盆栽とは、いかがなものだろうか?」

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枯れても光るもの。

スカイライン沿道にも多くみられる五葉松の枯れ木。

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自然が作った造形美に、いつも頭が下がります。

不思議ですよね、目の前にあるのは枯れた木。
いわば骨みたいなもの。

けれど、美しい枯れ木は、間違いなくそこに在って、
僕の脳みその中を巡る血液になっていく。

表現になって、言葉になって、誰かの血液になっていく。

誰かの為に生きるということは、誰かの人生を生きる事じゃない。

自分の人生を精一杯生きる事なんじゃないか。

山の木々を観察していると、本当に沢山のことを考えさせてくれる、
そのヒントを与えて頂きます。 

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山に祈りを、種に願いを。

吾妻山に五葉松の種の成りを確認しに行ってきました。

昨年久しぶりに国立公園内での種の採取をさせて頂いたのですが、 連続での採取は申請を出しても許可が下りることは難しいと言われました。

それでも、五葉松の種は2年かけて大きくなるので、先端の小さな実を確認できれば、来年の成りも確認できます。(こちらが一番の目的でしたが)

今年もいつも採らせて頂いている葉性の良い個体が豊作だったんですが、私たちだけでなく組合に入っている方みんなで採取するので、その木だけ豊作でも他の木の成りが悪ければ、採取申請しないことにしています。

山の恵みは独り占めしない、そういう事です。

ちなみに、森林管理署さん曰く、日本中で国立公園内から「正式」に環境庁の許可を得て、松の種を採取しているのは、過去を振り返っても他に例がないそうです。

採取許可を得るまでの先人達の熱意と努力に感謝します。

ですから、間違いなく産地が「吾妻山」と言い切れるのは僕たちの種だし、ここに吾妻山の吾妻五葉松がブランドたるゆえんがあるんだと思います。

この採取許可もいつまで採らせて頂けるかはわかりません。

今の自然保護に対する考え方は、僕らにとって納得のいかない事も含まれています。

それでも、続けられるなら続けたい。

そうして、吾妻山に祈りをささげてきました。

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ちなみに、性のちがいで、来年出来る種の色が黒っぽいものと白っぽいものに分かれます。

色の違いで性の良しあしがあるわけではありません。

ちなみに、宝来は黒、福吾妻は白です。

面白いので気にして観察してみてくださいね。

 

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本日、コラッセワークショップ。

本日は、コンベンション協会さん主催の苔玉教室第二回目をコラッセ福島一階で行ってきました。

またもやガラス張りなので、逆光でカメラで上手にとれませんでした。

実際に見てもらいたい気持ちもあるので、少し故意です。

家に帰って、デモの作品を撮りました。

シラサギカヤツリソウ、キクバフジバカマ、乙女ギボウシ日光。

みなさん、素材選びから楽しそうに作っていました。

素敵なポスターも作って頂きました。(自分が欲しい) 本当にありがたいです。

次回は8月5日、8月30日です。 みなさん、参加お待ちしております。 http://www.f-kankou.jp/cgi-bin/f-kankou/ryokou/page.cgi?id=107

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明日も午前中、コラッセで一瞬飾ります。

明日10時からコラッセ福島1階で、苔玉教室を行います。
それに伴って前回同様、盆栽と山野草を少しですが展示します。

ガラス張りなんで道路からも見えると思います。

12時前には搬出していしまいますから、幻の展示になるんで、
運のいい方はぜひご覧ください。

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夏はショウマまつり。

真夏の華やかな寄せ植えが続きますね。

カラス葉のトリアシショウマ。

鉢からこぼれる赤い花は絞りのカワラナデシコ。

...

野山にありふれた草花も、色が変わると大分印象がかわります。

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コラッセに遊びにこらっせ。

福島民報さんで、苔玉教室の案内紹介して頂いてます。
http://www.minpo.jp/2020furefure/upload/20140717.pdf

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只今取材中。

雑誌「盆栽世界」取材中です。

秋に五葉松産地特集で、我が家の記事が載る予定です。

吾妻山のお陰様です。

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14夏飾り⑩

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ノリウツギ。

その年伸びた枝の先に花を咲かせるから、枝がコンパクトに纏まらないのが特徴です。

けれども、これがこの木のらしさ。

この暑い夏に、思い切り涼しい風を運んでくれます。

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14夏飾り⑨

毎年夏飾りに合わせて、1つ大きな新作を作っています。

流木は、杉のイグネを切った切り株です。

実は昨日アップしたバラの寄せ植えも、
もとはこの切り株からはがしたものです。

これは面白かったので簡単に流れをのせてみます。

寄せたのが5月17日、展示会は6月21日。

寄せた五葉松は接木40年以上になる吾妻五葉松の根上がり。

周りに寄せたのは、ほとんどが寄せ植えや苔玉で持ち込んだ草ものなので、作りがけでもそれほど違和感なく寄せられました。

ただ、非常に力がつよい流木なので、これからの持ち込みでもう少し五葉松の葉張りをつけていかないといけない思います。

まぁ、こういった盆栽もあるんだって感じて頂けたら幸いです。

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14夏飾り⑧

赤花のテリハノイバラがメインの寄せ植えです。

これも持ち込んで10年位になるんじゃないかな。

毎年欠かさず花を咲かせてくれます。

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14夏飾り⑦

この旧佐久間邸の良さは、ほど良い生活感が残っているところです。

チョンマゲをつけたり着物を着なくても、十分に建物と盆栽の魅力を引き出してくれる、

そんな感じが気に入っています。

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NHKフォトコンテストに!

http://www.nhk.or.jp/fukushima/sakura/3rd_43_d.html
なんと偶然目にしたフォトコンテスト入選作品の写真が、我が家の裏山の桜じゃないですか!

壁紙ダウンロードもできるみたいですね。
ちなみにこの丘、父が趣味でアジサイとか植えてますんで、...
この景色は今年だけの一期一会。

記念になりました。

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6月は苔玉映える月。

大きな盆栽も、小さな苔玉もぼんさいや「あべ」にとっては、
景色を表現する大事な方法です。

少し華やかで、それでいてホッとする。

そんな事考えながら作っています。

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14夏飾り⑥

シラキ。実生素材を寄せて、瓦に植えたものです。

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春の芽出しから、夏の涼しげな葉姿、秋の覚めるような紅葉まで、一年中楽しむことが出来ます。

このシラキ、福島の里山に多く自生していますが、意外と知られていません。

恐らく林内では赤く紅葉しないので、目立たないのかも。

しのぶ温泉のつり橋付近、特に渡りきる直前の右側の斜面に、この樹には珍しい大木があります。 白い肌と大らかな枝打ちにしばらく見とれてしまいます。

立ち寄った際は、気にして探してみてくださいね。

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14夏飾り⑤

吾妻五葉松。接木50年以上。

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品種は吾妻錦です。

ちなみにこの吾妻錦の親木は、双幹の五葉松。
そちらは実生86年生です。

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盆栽の凄さは、歴史が生きているという事です。

僕は、アルバムや本の中だけでなく、
目の前の盆栽を通して祖父と出会える。

実生を通して、亡くなった祖父と体験を分かち合える。

感動の分かち合いは、経験の分かち合い。

この展示会で、僕らはみなさんを感動させたんじゃない。
吾妻山から受け取ったメッセージを、盆栽を通して運んだんだ。

感動したのは、あなた自身。
反応したのは、あなたの美しい心。

あなたの内なる自然が、沸き立つ瞬間に、僕たちは立ちあうことが出来て、本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。

感謝の時間でした。

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ふくしまファンクラブに掲載されました。

福島県ホームページ ふくしまファンクラブ

http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/73132.pdf …

こちらで紹介されています。

金屏風の前でがっつり盆栽飾ってます。

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