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アベスタイル。

イタリアからアウエルさん御一行がいらっしゃいました。

アウエルさんはイタリア芸術学校の初期の卒業生で、プロとして20年以上のキャリアがあり、ファンも大勢います。http://www.bonsai-auer.com/

両親ともそのころから親交があり、我が家にも過去4度ほど来てくださっていますし、イタリアの彼の庭に招待して頂いたこともあります。 前回は震災の年に来ています。

何より彼自身が「空間有美」のファンでもあります。

過去のブログからです。http://philosophy-of-bonsai.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-1792.html

今年発売予定の祖父の本「五葉松盆栽の作り方」のドイツ語版の制作に携わっており(イタリアの国境近くの出身でドイツ語とイタリア語を使い分けています)、夏には彼の盆栽園で父と母のワークショップが開かれることになっています。

彼は静かな方ですが、心が穏やかで盆栽にも非常に熱心です。

彼のお客さんもまた盆栽にたいする優しい考えをお持ちの方たちでした。

やはり「自然美を感じることは、個の文化を超える」んだなぁと、実感しました

日本盆栽ツアーお疲れ様でした。

またお会いできる日を楽しみにしています。

ありがとうございました。

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ウイーン、ガシャン。

祖父の教えに「盆栽やは、冬遊んだらダメだ。冬の仕事で一年が決まる」というものがあります。

只今、盆栽の生産工場と化しています。

一つとして同じ素材は無いから飽きがきません。 とは言っても人間は感情の動物。

それでも数百、数千単位の仕事を続けるコツは、幾つかの仕事を回すことです。

シンパク、五葉、アラキ、大物、赤松、米栂、石付き、お客さんの手入れ、草物。

犬の散歩、寝る。

仕事は無限に続きますから、間を考えてリズムよくやらないと息がもちません。

良い仕事に空間有美はつきものです

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「楽しみ」のバトン、未来へ託すリレー。

ミニ盆栽でも空間有美の作風は貫けます。

すぐに団子になってしまうミニは毎年の葉透かしが欠かせません。

間延びしたり、枝がごつくなってしまうからです。
...
この木たちはあら作りから3回目の整姿。

接ぎ木ですが、樹齢でいうと15年くらい経っています。

以前砲丸投げの砲丸づくりで有名な辻谷政久さんのお話しで、次の世代が進化出来るだけの余力を残す。と仰ってました。

盆栽の手入れの神髄は永遠の未完成なのかもしれません。

古さを尊ぶ盆栽にあって、職人の役割は、アンチエイジングにつきます。

木を若返らせれば、それだけ価値もさがりかねない。

だからこそ恐れを断ち切る覚悟があって初めて枝抜きが出来るのです。

大事なのは誰に喜んでもらいたいか?

答えは簡単です。

目の前のその樹です。

よく手入れされた樹は、人の心を喜ばせてくれます。

もちろん理想ですが、次に抜く枝があって、次に繋がる手入れがあって、愛盆家さんはその樹を持ち込む楽しみを維持するわけです。

樹は生き物。
古さの次に寿命がきます。

だからこそ盆栽の価値は手入れにあると願いたいのです。

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