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感動が伝えたいもの。

本当、山に呼ばれている気がした一週間でして、
本日も知人のことを、吾妻五葉松の景色に案内してまいりました。

今日は平日にもかかわらず紅葉が見ごろということで交通量は多めでしたが、僕の案内した五葉松スポットは一人と一台しかすれ違わないような非常に静かな場所でした。

道路沿い、あるいは車を止めて3分圏内にも関わらず。

それでいて、吾妻山を代表するような景色と五葉松の樹形。

いかにこの吾妻山の本来の魅力が伝えられていないか、肌で感じてきました。

そりゃ地図上で線を引かれた時から、それ以前から継承されてきた文化も簡単に分断されたわけだから、仕方ないことでもありますが。

その当時はそれが流行りだったんでしょうが、人が関わらない自然は無いのと同じですからね。

世界のどこかで起きてる出来事に配慮をめぐらせるのは、それを知ったからでしょう?

どこかの島の原住民に日本の将来を憂いてる人がいると想像できますか?

僕が知ってもらいたい吾妻の自然はそういう自然なんですよ。

誰にも知られていない景色、忘れられた景色、その魅力に気が付いてくれる人が増えたら、その人はその自然を大切に守りたいとか、伝えていきたいって思ってくれるんじゃないだろうか。

今福島に沢山に支援があるのだって、そうでしょう?

そこに大好きな人、景色、文化があるから、あの大きな事故が起きても、みんなこの街と関わっていこうって思ってくれた。

そしてね、人はいずれ死にますよ、農村だって里山だっていつまで維持できるかわからない、吾妻の自然だってそう。

この10年で大きく景色が変わってきた。遷移が進んできた。もちろん山が噴火すれば、あっという間に消えてなくなる景色。

大切なのは、今日一日その景色に出会えた、という事実なわけですよ。

星にだって寿命がある定めなのに、未来を憂いていたら今日一日だって生きていくことは辛いでしょう?

ただ確かなものは、目の前の景色に感動している自分なんですよ。

そして、それだけのものを教えてくれる自然が、僕にとっての吾妻五葉松の景色なんです。

「空間有美」

僕が伝えたいのは、自然に感動したことがある人なら誰しもが経験している感情を、そこで皆さんと分かち合いたいという願いなんです。

僕は吾妻山ですけど、皆さんはどこかで、こんな感情を以前感じたことは無いですか?って。

そう思う人がいたらどうなるって想像しますか?

ライターの掃部さんに教えてもらった星野道夫さんの本に書いてありましたよ。

「その美しさや気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
「自分が変わっていくことだって。」
「感動して自分が変わっていくことだと思う。」

そうやって、僕らは知らず知らずのうちに、誰かの背中を押していくのかもしれません。

そして僕のフランスの友人ルイスさんの言葉。

「自然を美しいと感じる心は、個の文化を超える。」

外国人にもっと福島に来てほしい?

だったら、まず僕が変わらなきゃ!

これからだよ、福島人が面白くなっていくのはさぁ。



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