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思い出スイッチ!

これは何の実かわかりますか?

もったいつけてごめんなさい、クスノキです。

先日の広島行脚の時に、平和記念公園と縮景園で拾ったクスノキの実です。

広島市中で圧倒的に多く植栽されていました。

クスノキ自体はそれなりの樹齢なんだろうなって思ったのですが、それにしても歴史のある街に古い木が少ないことに気がつきました。

それも平和記念資料館をみて、改めて納得したのですが、本当に何もかも焼き尽くされいました。

そのあとでもう一度公園や川沿いを歩いて思ったのですが、十数万人の魂を吸って、今の広島の空に返してきたのって、実際にはこのクスノキたちなんじゃないのかなぁって。

新しい街、僕みたいな外から来た観光客が歩いても何処にも呪いなんてない、華やかな街。

そう考えたら、このクスノキたちって、凄いなぁと思いました。

たかが街路樹と言っても、やはりここは広島なんだよなぁって。

そして僕はまた得意の妄想に耽ます。

僕の好きな昆虫、実は一度も見たことのないアオスジアゲハ。

食草はクスノキです。

嫁の実家の名古屋にもクスノキはたくさんあるから、子供達は帰省の際に見てるらしいんだけど、

上野公園にもたくさん飛んでるんらしいんだけど、

どういうわけか、僕は見たことがない。

恐らくは温暖化の影響で生息地は必ず北上して来ているとは思うんだけど、僕の住む地区は福島でもさくらの開花が、一週間遅くなる場所だから、まだ住めないと思う。

そこで、クスノキを育ててみると、この木が成長したころ、アオスジアゲハが市内から山沿いに移ってくるとする。

もちろんそれは、ファンタジーだけど、先祖が広島のアオスジアゲハで、70年かけて此処まで来たとしたら。

その懐かしさで胸が熱くなる!?
チョウに感情が無いって言い切れないでしょ?

というわけで、広島クスは一人の青年の夢とともに、福島にやって来たのでした。

発芽に失敗したら?

簡単です、また広島の仲間に頼んで種を送ってもらいます。

思い続けるには、相当な忍耐が必要です。

でも思い出し続けるには、何かしらのスイッチがあればいつでも思い出すことができます。

人が人を思うとき、僕が広島を思うとき、
そのスイッチはどうやらクスノキになりそうです。

それにしても、アオスジアゲハ、広島の街にはたくさん飛ぶんだろうなぁ。

素敵すぎる!

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