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おらにチョットだけ力を分けてくれ!

今日、里帰りに福島に帰ってきた親子が我が家を訪ねてくださいました。

お子さんはまだ10歳です。

世界盆栽大会を見てきたそうです。
といいますか、昨年辺りから親子で興味を持ち、里帰りの際、おじいちゃんに案内されて我が家の庭に来てくださいました。

庭の盆栽を見て、何かが違うとおっしゃっていましたが、吾妻山の景色の話をしたら、すぐに納得していました。

しかも10歳の男の子にがそれに気がつくわけですね。

ちなみに親方のデモ直後に小学生の男の子が名刺を持って親方に挨拶に来ました。

いわゆる盆栽少年ってやつですね、頼もしい。

何だか盆栽の位置付けが変わってくることを祈らずにはいられない光景でした。

さて、今回の世界大会、福島からどれだけの人が個人的に足を運んだでしょうか?

来場者は公式だと45000人
海外からのお客さんも大変多かった。

福島の愛盆家さんの個展スペースはじめ、吾妻五葉松の名木が見事に飾られていました。

ブースには高松市や鹿沼市など産地の自治体が趣向を凝らした展示でアピールしていました。

そして、さいたま市さんはたくさんの小学校で盆栽を子供達に触らせています。

今回の親子も大宮盆栽美術館で、しだれ桜のワークショップをしたのがキッカケだったと言っていました。

さいたま市は文化としての盆栽をシッカリと認識されているんですね。

もちろん福島は盆栽の産地だけでなく、吾妻五葉松の自生地を抱えている意味では、盆栽文化の源流に位置すると思っています。

さいたまに吾妻山はもっていけませんから。

古い書物に書かれた歴史も大切ですが、どうして人々は盆栽に恋い焦がれるのかを感情的に(それこそ古の人々と思いを共有するために必要な要素だと思いますが)、体験できるのは、五葉松に関しては那須と福島だと思っています。

また、交通アクセスを考えれば東京駅から2時間半後には浄土平にいるわけですから、ここまで文化の港である都心から近い場所もまず無いと自負しています。

というわけで、福島市に住んで盆栽をやっているものとして、強烈なニードを突きつけられた思いでした。

なぜ福島で?何のために福島に?

少なくとも個人的な話になれば、
海外の方がハッキリと我が家の盆栽をnaturalstyle、それ以外をTokyostyleと色分けしてるわけです。

それはどちらが良いとかではなく、やはりそうなるべき自然や文化、人、風土がここにはあるのだと思います。

まだ古典的な盆栽が淘汰されずに残っているという解釈もできる。

そこに福島人としての矜持を持つヒントも隠されているのではないでしょうか?

この息苦しい時代、福島の人たちはあの時からどれだけこころを傷めたかわからない、そんな時代。

そんな時、ぼくらの街ふくしまは何ができるでしょうか?

ぼく自身も、また更に福島でぼんさいやを営なむ事について、しっかりと考え行動していきたいなと気づかされました。

若さかもしれませんが、やはり本気で吾妻五葉松と空間有美を伝えたい思いです。

福島の皆さん、応援よろしくお願いします!

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