あい らぶ ばたふらい

祖父の書庫を整理していたら、面白い本が見つかりました。

この本の面白さは、著者自身が採集家であり、その蝶との出会いが体験として語られているところです。

ギフチョウのくだり「1977年5月14日、私は春を追って奥会津の最奥の谷間にまでギフチョウ探査の足を伸ばしていた。融雪の遅いこの谷間は、まだ厚い雪の壁に覆われていたが、ブナの葉は青く、桜は今を盛りに咲きこぼれていた。ここの雪渓で、私は待望のギフチョウを採集することができたのである。これは本県にとって、西会津に次ぐ第2の産地となっただけでなく、我が国におけるギフチョウ分布図を書きかえねばならぬような貴重な発見であった。」

この角田伊一さんって、昭和10年生まれで、三島町で雪国茶屋を経営と書いています。

まだお元気かも。

それにしても、ギフチョウみたい。

福島市も過去ヒメギフチョウの生息があったらしく、本当に福島に残る生きたメモリーがドンドン消えて行くことに悲しさを覚えます。

人間のことを覚えているのが人間だけの世界なんて、なんて味気ないんでしょうね。

今年見たい蝶リスト、
ギフチョウ、ミヤマカラスアゲハ、オオムラサキ、アサギマダラ、キベリタテハ、オオイチモンジ。

もう心はとっくに虫取り網片手に、里山にありますね。



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